【VRChat】俺はこの狂った世界で生きていく
VRChatは狂っている。
初めに、VRChatをまだ遊んだことがないとか、これから遊ぼうか考えているとかいう人に、一つ伝えておきたい。
VRChatを始めるなら、覚悟をした方がいい。
あっという間に沼に引きずり込まれて、帰れなくなるぞ。
俺はVRChatにハマっている。
あまりにも毎日充実してて、アバターが女体化したことで自分はメス堕ちしたと宣誓したのが、もうずっとずっと昔のことのようだ。
仕事から帰ってきたらVRChatを起動し、休日も改変に時間を費やして、積みゲー消化なんてできなくなってしまった。
毎日「記事書けない!どうしよ~><」とか言いながら、心の奥底では明日にVRで何が起きるかにワクワクしている。
平日も寝る時間がズレて、昔から休みでも6~7時間しか寝れないから、生活習慣も徐々に悪化してきている。
もうめちゃくちゃだよ。
最初はこの世界に対して、怖いもの見たさみたいな、肝試しみたいな感情を抱いていた。
スタンミさんのマシュマロ動画で出てくるヤバすぎる話を聞きながら、「こんなヤバいところがあるんだな…。」なんてひっそり思っていた。
フレンドに脳破壊され、性別の壁も超えて壊れていく彼らの言葉は、正直現実味を全く感じなくて、「いや、ありえんしw」としか感じなかった。
7年前にやったときはそんな風潮なんて全然なかったし、友達とわちゃわちゃしてただけだったから。
ポピー横丁の動画とか、スタンミさんの別の動画を見るうちに段々興味がわいてきて、ひっそり行ったポピ横も、治安は悪いものの昔のVRChatで感じた感覚と変わりなかった。
正直「まぁこんなもんだろ」と思っていた。
でも、友人に誘われて、フレンドが出来て、少しずつ様子が変わってきた。
友人づてでできたフレンドと仲良くなって、改変について教えてもらって、自分でも気づかないうちにメス堕ちして、VRを買って見る景色が一変して。
ちょっとずつ変わっていくVRの生活に、自分でもワクワクしていたのかもしれない。
何より、フレンドができたことでログインする頻度が増えて、徐々に遊ぶ時間が増えていったことが大きい。
インディーゲームや新作タイトルのプレイ時間が、徐々にVRCのプレイ時間と改変の時間に侵食されていった。
メタファーはやれないだろうと思って買わなかった。
ここまでやれない環境になるとは思わなかったが。
そんな折、フレンドの一人が「ルルネ」というアバターを購入した。
ルルネはサメの女の子アバターで、彼は男だったからメス堕ちしたことになる。
ルルネを買う前はあまり喋らない、物静かな男の子という印象だった。
カルネという男の子アバターを使っていたのもあって、
最初は「堕ちたか~」ぐらいに思っていたのだが…。
どうも彼の様子がおかしい。
俺は気付いたら撫でられていた。
そしてルルネに堕ちていた。
6年ぶりに萌えの感情を思い出して、俺はオタクになった。
今ではフレンドに会いに行くたび、撫でり撫でられをやっている。
多分狂っている。
「わけわからんしw」と思っていたアバターの魅力に一瞬で堕ちたことに、自分でも驚いている。
自分で自分が理解できないんだから本末転倒だよな。
VRという空間の演出や生身の人間と交流しているという距離感、全てが新鮮すぎて頭がおかしくなったんだろうな。
そう思い込んでないと、自分の変わり様を受け入れられない。
中身が男だろうが何だろうが関係ない。
堕ちるときは一瞬で堕ちる。
負けの下にもっと負けがあって、そこにたたきつけられているような感覚だ。
お前、あり得ないと思ってるだろ?
油断するなよ。
この世界の沼は深くて、一瞬で人を底まで沈める。
他のどんな沼より狂気的で恐ろしい。
萌えに落ちやすい人なら、ハマるタイプのSNSだと思って行かないと絶対にハマって帰ってこれなくなるぞ。
ゲームと思うな。
これは、SNSだ。
それも、人間心理を巧みに使った、狂気的なタイプの。
人を掴んで帰すことのない、深淵だ。
改めて言うが、VRCをやるなら覚悟しろ。
お前は帰ってこれなくなるぞ。
俺は帰れない。 …いや、帰らない。
【追記】
…このように、見事なまでにVRChatにハマって他のゲームできなくなったので、noteサイドがしばらく不定期更新になるかと思います。
最低でも月1の更新は心がけていたのですが、正直この先コンスタントにゲームをクリアできる気がしないので…。
一応「The Case of the Golden Idol」とかやってはいるので、本当にいけそうなタイミングで書こうとは思っています。
あと年末GOTYとかも頑張って書こうと案は練っているので、頑張ります…。
いつも読んでくださっている方には大変申し訳ないですが、「なんか更新してら~」ぐらいで見ていただければ幸いですので…。
今後ともよろしくお願いします。
以上、なるぼぼでした。VRに帰ります。