ARKit3 Hackathon レポート(準優勝でした)
noteさん初めまして。
Qiitaに書こうかとも思いましたが、テキストメインなのでnoteデビューしました。コード少ない記事はこちらに書きますね。
先週土曜日に行われたAWE Nite Tokyo #4 「ARKit3 Hackathon」に参加してきたので、そのレポートです。
ARKit3 Hackathon とは
AWE Nite Tokyo (AWEのTokyo支部)が主催する第4回目のイベントで
今回は9月にリリースされたiOS13のARKit3をテーマにしたハッカソンでした。
因みにARKit3の機能は以下の通り。
各機能や実装方法はこちらを参考にどうぞ!
AR歴はまだ浅目ですが、サンプルコードを作ったこともありARKit3に関する予習は大分してきたつもりだったので、俄然 優勝狙いです。
ただ、私はUnityではなくSwift派(恐らく少ない)なので、当日のメンバー衝突を避ける為にも Hirokiさん(Holo企業家)と事前にチームを組んで臨みました!
競技開始まで
スポンサー(SB C&S)さんの挨拶と、
運営(Saitoさん@Graffity、ARおじさん@MESON)からの企画説明と、
エドさん@MESONから、ARKit3に関する説明がありました。
その後、個人参加の方はチーム結成。
最終的に参加者18名で7チームくらいだった思います。
競技中
AR歴は長くないですが、ハッカソンの経験は少しありました。
過去の経験からハッカソンでは、
・「やること」と「やらないこと」を決める。
・「やること」に全力投球する。
・定期的に方向性を確認する。
が大事だと思ってたので、
はじめの30分でコンセプトを固めて、後は1時間半毎に軌道修正していきました。
因みに我がチームのアプリは「ARインベーダー」です。
これを繰り返し、100点まで競うゲームです。
ARKit3はこれまで以上にユーザー交流を目的にしていると感じており
その中でも他ツールより優れている点は「Collaborative Sessionsの数」と考えていたので、この機能を主に4人以上で出来るゲームにしました。
また、BodyTracking/Motion CaptureやFaceTracking/Multiple Face Trackingは、WorldTracking/標準的なARKit機能との両立が出来ない(切り替える必要がある)ので、なるべく多くのARKit3機能を使う為にもCollaborative Sessionsを選びました。
※地味にARkit2機能や、Coaching UI,People OcclusionといったARKit3機能も使っています。
途中出て実装出来なかった案は、↓などです。力量不足。
16:00くらいまでアイデア対応をして、
それ以降はデバックとクオリティ向上に励みました。
17:00くらいからは、疲れ過ぎてあまり記憶に残っていません。
19:30。デザインを整理して終了。
審査
審査は審査員(3〜4名)が、各テーブルを回りながら、デモを体験していく型式でした。もはや誰が審査員かわかっていない状況だったので、来た人全員とゲームをしていきました。
大人数で遊べることも楽しかったですし、自分の開発したアプリをいろんな人が楽しいと言ってくれたのがとても嬉しかったです。インフラではあまり無かったことでしたね。
結果発表
審査の結果、以下の3組が選ばれました。決勝戦です。
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その1「ARインベーダー(我がチーム)」
(これ開発途中のなので、参考動画はそのうちアップしておきます。)
発表時、疲れ過ぎて10秒くらい選ばれたことを理解していませんでした。
その2「エンドの壁」
その3「ARモグラ割り」
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この3組でプレゼンを行い、
会場にいる全員の投票で優勝チームを決定することとなりました。
各々3分間のプレゼン。
3組とも拮抗した投票結果ですが、優勝は決まったとのこと。
優勝チームは........
......
...
その2「エンドの壁」@ENDROLLさんでした!
AWE EUのチケット獲得おめでとう御座いました!
また、他2組ほど審査員特別賞を受賞されていました。おめでとう御座います。
残念ながら、ARインベーダー(およびARモグラ割り)は準優勝でした。
まとめ
今回ソロでも勝つくらいのつもりで予習して臨んだので、ARKit3の機能やアイデアについては自信がありました。しかしながらアプリやユーザー体験に大事なデザイン部分が疎かになっていたなと思います。
優勝したチームの作品はUIや音楽まできちんと開発されていたので、素晴らしいです。
尚、駄文なのであまり公開したくないですが、ハッカソンで作ったアプリのソースコードを公開しておきます。
当日の慌てようを確認し、皆さんの参考にしてください。
本業であまりコードを書かないので、どんどんこういうの参加したいなと思います。悔しいし次こそは優勝!!!