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個性あふれる卒業制作展 【2023年度 デジタルハリウッド大学卒展 イベントレポート】
はじめに
2/9〜2/11に開催されていたデジタルハリウッド大学2023年度卒業制作展に行ってきました!ここから、私が個人的に印象的だった作品について紹介していきます!
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木住野ゼミ
グラフィックデザインとアートディレクションの知識と技術の習得をテーマとしたゼミ。
ウサギの花札
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制作者:PARK SHINWOOさん
ウサギと一緒に宇宙に旅に出るというコンセプトで、世代葛藤がますます激しくなっている現代社会で世代をつなぐ疎通の橋になるよう、より多くの世代が共感して一緒に楽しめる花札をテーマにした作品
元々の花札のデザインを残しながら、最近の世代にも刺さるようなデザインと世界観になっていて魅力的だと感じました。
花札はそこまで有名なイメージは無いのでこれから世界的に花札というものが広まる可能性を秘めているなと思いました。
星野ゼミ
世界や誰かに喜んでもらうため、デザインでコンセプトを探して決めて、プロトタイピングし実行し、考え行い、どのようなフィールドでもクリエイティブに戦える姿勢を身に着けることをテーマとしたゼミ。
DiceSlow
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制作者:浦川将一さん
発想を口にだす卓上ゲーム
「投げて 揃えて 多い人の勝ち!」のシンプルなゲーム性に「人狼」のシステムを組み込んだもの
ゲームルール
シンプルモード
①順番を決めてダイスを投げる!
②列を作る!
③列の中の色が一番多い人の勝ち!
実際にゲームをやらせていただいたのですが、思っていたよりもダイスが思い通りに飛ばず難しかったです。
シンプルだからこそ、このルールにプラスして自分たちで新ルールをつけてみたり、違う遊び方をしてみたり永遠に遊べるところがとても面白いと感じました。
盤とサイコロはオープンソースとして公開されていて3Dプリンターで誰でも作れるようになっています。
栗谷ゼミ
Webサイト制作やWebサービスの活用に関する研究を行うゼミ。
Hadamatch
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![](https://assets.st-note.com/img/1708927401900-ICb2Z2d9gJ.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1708927412496-kNpw3Yymvo.png?width=1200)
制作者:小川望世さん
肌タイプ診断による「合うスキンケア」という視点から、それぞれの肌とスキンケアをマッチさせるプロジェクト
肌タイプ診断をすると実際に販売されている化粧品から自分の肌に合ったものをおすすめしてくれたり、お手入れ方法について教えてくれて、私は肌荒れで悩んでいるので実際にあったらいいなと思いました。
肌の悩みを持っている人も自分の肌に何が合っているのかがわからない人も多いと思うのでとても需要が高そうなサイトだと感じました。
廣東道-カントンロード-
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制作者:張敏徳さん
広東語が近い将来消滅する恐れがあり、Webコンテンツを通じて広東語の魅力を広めることを目的としたプロジェクト
広東語の面白い熟語や慣用句をネオンサイン風の可愛いイラストにして紹介されています。 香港の街並みを表したようなサイトに車の走る音やゆったりとしたBGMが流れ、サイトの中に入ったような感覚が味わえとても印象に残ったサイトです。
凝ったデザインにしながらも、ユーザーが自然に使い方がわかって見やすいようになっているとても魅力的なサイトだと感じました。
米光ゼミ
ゲームづくり、ゲームに関連するモノの制作するゼミ。
夢現
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制作者:斎藤渓佑さん
寝ている時に見る夢。
普段嫌な思いをする悪夢すら味方に変えてしまう。
そんな夢のあるカードゲーム。
数字バトルがベースになっており、夢で数字を狂わせて戦う読み合いバトル
やり込めば戦略性の高い見応えのあるゲームになるし、運もあるので初心者でも楽しめるゲームになっている感じました。
運と知略のバランスがちょうどいいゲームです。
私は、このカードゲームが楽しく購入してしまいました…。
探し物をする暮らし
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制作者:結城光さん
カードに書かれた色と形の組み合わせを街中を散歩しながら探すアナログゲーム。
発想力や後述する「未知化」の能力が問われるゲーム
デザインが良く、今までにないゲーム性でゆるく、年齢も関係なしに遊べるゲームでとてもいいなと思いました。
普段何回も歩いている道でも新しい発見ができて日常に少し楽しみが増えそうです。
最後に
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同じゼミでも多種多様な作品、世界観があり、一学科一学部で大学の4年間で複数の専門分野を学ぶことができるデジタルハリウッド大学だからこそ、それぞれの個性がある卒業制作展になっているんだなと感じました。
来年もまた見に行きたいと思います。
いくつかの作品を紹介してきましたが、他にも魅力的な作品が沢山ありました。
こちらから制作展の作品を見れるので他の作品も気になった方は見に行ってみてください ↓ ↓ ↓