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わたしのカラダを愛せるようになるまで。

誰にでもコンプレックスや自分のここがもう少しこうなら、、という思いはあるのではないかと思います。

その思いの本気さや強さはそれぞれだと思いますが、私の場合は小さい頃人よりも身長が高いことを受け入れられない時期があり、平均身長の高い欧米に移住したいと思ったことが何度もありました。

今でも、”デカい”など敬意のない言葉は本当に好きではありません。
受け容れることができる言葉の選定についてはこれまでにかけられたコトバの回数から、心の痛みの度合いを自分自身が一番知っています。

自分が思う人生の良い時期(20代半ば)に海外へ中期滞在できたことは、自分の価値観を判断できる良い経験になったと思っています。小さな島国で平和に育った私にとって海外生活は大変でもありながら、刺激溢れる心地よい時間でした。人と違うことを受け入れることや、コンプレックスを乗り越えるのはきっとそう簡単ではないですが多様性が当たり前の場所に身を置くことは大きな経験だったと思います。

海外に行くまでも何度かポジティブに考えられる機会はあり、中学校からバレーボールを始め、高校の推薦をもらえた時にこれは武器なんだと思えるようになり、モデル業を始めてこれはスペシャルなんだと思えるようになりました。ニューヨークのランウェイを歩いたときには自分はオンリーワンであり、この身長は神様からのギフトだと思えるようにまでなりました。

今思うとこの身長がなければ達成できなかったことがたくさんあります。

私の経験から思うことは、自分の弱みやコンプレックスを乗り越えるには、自分自身ときちんと向き合い、自分自身が乗り越える努力をしなければならないということ。他人に認めてもらおうと思うことや、多くのことを望まないことも大事だと思います。愛や敬意のない言葉をかけてくる人たちを相手にしないことも必要ですが、黙らせるくらいの努力をできたら最高です。
これは自分を愛し抱きしめ、守ってあげるためにもとてもたいせつなことだと私は思います。

私自身これからも年齢を重ねて、また新たな変化と出会うことになります。
おばあちゃんになっても、背筋を伸ばし胸を張ってこのカラダとともに精一杯生きていきていたい。

今もし、人との違いやコンプレックスに悩んでいる人がいたら、いろいろな本や言葉たちも私たちを救ってくれますので一人で考え込まず、視野を広げ足を動かしてみてください。

あなた自身があなたの人生を変えることができると信じています。

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