元芸人がSmartHRのインサイドセールスに入社したらいつの間にかチームを立ち上げていた
こんにちは、SmartHRのインハウスお笑い芸人「ISボーイ」のツッコミ担当 taigaです。
インハウスお笑い芸人にピンとこない方は是非この動画を見ていただけるととても嬉しいです!
今回の記事は、題名の通り「SmartHRのISに入社してからのギャップやチームの立ち上げなど」というような少し真面目な話です。
なるべくユーモアを入れて話していければとは思っておりますが、「元芸人なのに面白くないな」と思われるかもしれません。
その場合は、そもそも面白かったら芸人辞めていないよねということを念頭に置いて読んでいただけると幸いです。
自己紹介
まずは改めて簡単に自己紹介させてください。
1993年、千葉県船橋市に一重なのに大きい謎の目と代々受け継がれるシャクレを携えて生誕しました。
ちなみに父が阪神タイガースファンすぎて大河と名付けられました。もちろん僕も阪神ファンすぎます。
小学校から高校までは野球に熱中し、高校は体育科で週15時間程度の体育の後に部活。
大学ではイベントサークルで出会った先輩とお笑いコンビを形成し、1年間のフリー期間を経てサンミュージックプロダクションに所属。4年間スベり続けて24歳の時にドロップアウト。
25歳で営業系のベンチャーに就職し、個人、法人どちらの営業も経験した上で2020年の4月にSmartHRにjoinしました。
自分で言うのもなんですが、経歴は特殊な方かなと思います。
体育科時代の話、芸人時代の話、前職の営業の話とし始めたらキリがないので、今回は前職で転職を考えたあたりからお話しさせていただきます。
何故転職を考えたのか
簡単な説明になりますが、大きな理由としては、「井の中の蛙」感が強かったからです。
若い営業系のベンチャーにいて、社内で成果を上げて社内での存在感が高くなっていくにつれ、社会的な価値も高くなっていると勘違いしていました。
「あれ?これで本当に良いんだっけ?イキってるだけじゃね?」と気付き始めたのが2019年の年末頃です。
そこから徐々に転職活動を始めるわけですが、軸としては3つありました。
・営業としてのスキルを上げられる
・SaaS系の企業
・ISに力を入れている
自己分析した時に、営業がそもそも好きなことは自分でもわかっていました。
その中で、今後、営業マンとしての市場価値を上げ、どこでも通用する「営業の傭兵」のような存在になるためには、SaaSの商材を扱った経験とインサイドセールスの経験は確実に生きてくると考えた結果の3軸です。
なぜSmartHRだったのか
ここは理由が2つあります。
・情報がオープンすぎて成長のイメージが描けた
・縁と運と恩
SmartHRは、ちょっと引くくらい情報がオープンにされています。
例えば、採用の状況がピンチ!という状況をこんな形で公開したり…
インサイドセールスの話だと社内の異動の背景を公開していたり…
ここまでオープンにされていたので、自分が働いているイメージや成長していくイメージが掴めましたし、何よりここまでオープンにしている会社がどんなビジョンを持っているのか体感してみたいと感じました。そうやって調べていく内に「めっちゃ情報あるじゃん!楽しそう!ISのナレッジもめっちゃ溜まってそう!」という第一印象からそのまま第一希望になりました。単純。
もう一つは本当に偶然なのですが、転職活動中に友人と飲んでいるときに仕事の話になり、転職活動中で今SmartHRって会社を考えていると話したら「知り合いいるから繋ごうか?」と言われ紹介されたのが現ISマネージャーの古川さんという奇跡。勝手に運命を感じていました。本当に縁。運。そして恩。
入社した後のギャップ
前置きが長くなりすみません。ここからやっと本題です。
入社して感じることは2つ。
・思っていた以上に完成されていない
・だからこそ「インサイドセールスとは」ということを考え続けられる環境
入社してみたら、組織体制やオペレーション等、思っていた以上に完成されていない部分も結構ありました。
なので大きなギャップとしては、「インサイドセールスの完成されたナレッジを吸収する」と思って入社しましたが、「インサイドセールスの成長のフェーズを経験する」に変わったという印象です。
これは結果として、自分にはとてもいい形で作用しています。
完成されていないため担当するTierが変わったり、地域が変わったりするのは日常茶飯事で、オペレーションも都度都度変わったりします。
そしてその変更は基本的に現場の意見が踏襲されるため、自動的にカイゼンしていくための考えを常時巡らせていくような思考になっていきます。
それが結果として、インサイドセールスとして質を上げていかなければいけない話につながったり、クロージングまで一気通貫でやった方が顧客体験が良いのでは、という話につながったりしていきます。
私は、ESB(Emerging Small Business)ユニットという、従業員100名までの企業に向けて商談創出から契約締結までを一気通貫で担う部署にいます。(※SmartHRでは数名単位のチームを "ユニット" という名称で呼んでいます)
この部署も発足したのは2020年10月、正式にユニット化したのは2021年の1月です。
ESB発足のきっかけも、「ISとしてのキャリアビジョンの幅を広げたい」や、「担当者を変えずに顧客体験を上げたい」という意見から生まれたユニットです。
一気通貫で行うことにより、リードタイムの短縮などの成果は得られましたが、それよりも大きかったのはクロージングまで行うことによりインサイドセールスとして足りないものが何か浮き彫りになったということです。
詳しく話すと長くなるので、気になる方は是非一緒に立ち上げをしたayasaiさんのnoteを読んでみてください。
とにかく、完成されていないインサイドセールスから更に新しく生まれたユニットなので、色んな事に挑戦できます。
そして何より、「ワイルドサイドを歩こう」というバリューの通り挑戦を後押ししてくれる会社の風土があり、それをサポートしてくれる方々もいます。
手前味噌になってしまいますが、このフェーズで入社できたことは本当にラッキーだと思います。
そして、ESBユニットができたりTierの考え方が変わったりしている現状、この「成長のフェーズ」はあと数年は続くと思っています。
今後のキャリア
入社した時に思っていた、「どこでも通用する営業の傭兵になりたい」というビジョンはまだ変わっていません。
ただ、「傭兵」がどのようなものなのかというイメージは大きく変わりました。
元々、営業力が高い人間=自分でなんでもできる人というイメージを持っていましたが、実際に弊社で実績を積まれている方々は自分に足りない部分を他人で補う能力が高い人だと思います。
また、弊社の特徴として入社前の実績をひけらかすことなく、ゼロベースで吸収することができる人達が揃っていることも特徴の一つとして挙げられます。
それを加味した上で営業としての傭兵になることが自分のビジョンとしては掲げられますが、もう一方で使命としてISのキャリアビジョンを形成するというのも個人のミッションとしてはあります。
この規模の企業で、ユニットの立ち上げや試運転のフェーズに携われる経験は非常に大きいと思いますし、キャリアビジョンがないところを作っていく経験もなかなかできないものかと思います。
結論、SmartHRのインサイドセールスは全く完成していません。
完成していない状態で数字が上がっていたのもうれしい悲鳴ではありますが、問題だったとも思っています。
その中で、「立ち上げ」と呼ぶのか「立て直し」と呼ぶのか分かりませんが、周囲を巻き込みながら試していける環境、キャリアビジョンを作っていく環境にもし興味を持っていただけたら、ご応募もお待ちしておりますので是非よろしくお願いいたします。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
後半全然面白くないので今日はあばれる君の動画を見て勉強します。
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