【3分で読める】『自分ごと化』で成長度は変わる(木戸)
※博報堂時代の『心・技・体』…技㉝
こんばんは、HDA木戸です。
なかなか投稿できませんが、移動の合間を見つけて投稿します。
博報堂時代に、よく「自分ごと化」しろと言われました。
企画するにしても、事業を進めるにも、自分ごと化することで成長の度合いは変わります。これは、子どもも同じだと思います。
では、自分ごと化するってなんでしょう?
ある事象を、自分に置き換えて想像すること。自分ならどうか?を突き詰めて考えること。だと思います。
ちなみに、最近見た動画の中で、秋田さんは共感を持続可能な行動にうつすには自分ごと化が大事だと話しています。参考まで。
先日、こんなことがありました。
ある企業の担当者の方と、地元の水族園の方と「海洋ゴミ、環境保全」をテーマにしたイベントを企画しています。
でも、子どもにとって、なかなか環境問題を自分ごと化することは難しいですよね。
だから、人間が出したゴミの問題が、全て人間にかえってくる。そんな環境問題を通して、『因果応報』=全部自分にかえってくるよと、子どもたちに気づきを与えたい。そんな話をしていました。
僕は、普段から、仕事と人生を重ねて語るのが好きなので、今回も、環境問題を通して、そんなことも伝えられたらと思いました。
ただ、子どもにとって、環境問題から因果応報なんて、なかなか結び付かないですよね。
だからこそ、子どもたちに気づきを与えるためには自分ごと化できるか?がカギになります。
例えば、先日、こんなことがありました。
幼稚園の準備をぐずぐずと進めない子どもに、妻にも僕にも怒られていて、それでもあんまり懲りてない息子。
結局、準備が終わった頃には、もうほとんど出発まで時間が無くて、自分がやりたい遊びをしたい!って言われたけど、もはやそんな時間はなく。
「だから、早く準備しなさいって言ったでしょ。自分がやらなかったことが、自分にかえってきてるねんで。」そんな話をしました。
4歳の子に、因果応報は分からないまでも、自分がしたことは自分にかえってくる。良いことも、悪いことも。それなら良いと思うことをしよう。
それを、タイミングよく具体的なエピソードで伝えることで自分ごと化させる。教育って、その繰り返しだと僕は大学時代に学びました。
環境問題の企画では、どんなエピソードで伝えようかな。
そんなことをいつも考えて企画してます。
では、今日はこのへんで。