【4分で読める】タスクとスケジュール命(木戸)
*博報堂時代の『心・技・体』…技㉒
おはようございます。HDAの木戸です。
今日のテーマですが、仕事も、毎日の生活も一緒で、当たり前のことを当たり前にやる。というのは実はとても難しいです。
博報堂を独立後、「タスクとスケジュール」を管理進行できる人が少ないなと感じます。仕事が増えてくると、さらにその価値を感じてます。
広告営業の仕事は、CMのプロデュースや、プロジェクト、事業全体をプロデュースする仕事です。プロデュース業を大きく分けると3つに分けられます。
業務の進行管理、お金の管理、リスクの管理です。
1つ目の業務の進行管理が、一番の基本がタスクとスケジュールの管理です。表頭にスケジュール、表側にタスクを置いて(もしくは逆でもOK)、スケジュールごとにタスクを終わらせていく。
それさえできれば、基本的に成果は出ます。成果が出なかった場合は、なぜ成果が出なかったかが見えてきます。
もっと細かく説明すると、タスクとスケジュールに落とし込む前に、、、
・目的、目標を定めるWhyの設定、
・プロジェクトや商品の差別化をつくるHowの設定、
・WhyやHowを体現した商品やサービス=Whatの開発など、
もちろん、多岐にわたる進行管理がありますが、タスクとスケジュールの管理に支えられています。
タスクとスケジュールをもう少し具体化すると、進捗が遅れてるタスクがあれば担当責任者に促すことで作業スピードを早めたり、スケジュールに無理があれば再検討してスケジュールを見直すことも必要です。
PDCAをまわすみたいなさらに細かい段取りもありますが、まずはタスクとスケジュールができるか。これが非常に重要です。
ごくごく当たり前のことだけど、それがなかなかできてない人が多い。
特に、企業に勤めず、大卒で独立した人にこの能力が不足してる人が多い印象です(あくまでも私見です)。アイデアは出るけど、それを着地させる、つまりはタスクとスケジュールを管理できない。。。
最初に決めたタスクが全然終わってない。もしくは遅れ遅れでスケジュール管理がほとんどできていない。ということが結構あります。
よっぽど「コレ!!」という物が無ければ、まずは企業に入ることを薦める理由の1つがこれです。業界を問わず、会社員のタスクとスケジュール管理能力は極めて高いです。
組織の中で、成果を管理しようとすると、その過程であるタスク・スケジュールが把握できないと成果管理、人事的な評価ができないので、当然と言えば当然です。
タスクとスケジュールを管理できない人の1つの原因が、進行の途中で目標達成できないかもしれないと、目の前のタスクを疑うことが挙げられます。
目標達成に届かないかもしれないと思うと、目の前のタスクが間違ってたのではないかと目を反らし、別のタスクを探し始めます。
もちろん、スケジュールを引き直すのは大切ですが、決めたタスクを実行しないままに、評価はできません。
タスクとスケジュール管理ができない人ほど、途中でタスクに不平・不満を言い出しがちです。
例えば、このnoteの投稿も同じです。
HDAの事業を発展させるために、まずは100本、noteで投稿すると決めました。
ある目的に対して、必要なタスクだと考えたからこそ、100本の投稿をタスクに設定しました。
だからこそ、「意味ないかも・・・」と不安に思う前に、まずは決めたタスクを遂行してから考えるべきです。
そう、自分に言い聞かせ、笑
noteを投稿しています。
では、今日はこのへんで。
このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~35歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。