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【3分で読める】学生と物々交換した”ダイナミックケイパビリティ”(木戸)

※博報堂時代の『心・技・体』…体験㉝

こんばんは、HDAの木戸です。

先日、キッチンカーの事業をやっていて、そこで、6月から入ってくれてるバイトくんと話しながらサーブしています。

学生さんは経営学部でもあり、自分でも事業を始めたい!と思っているので、イロイロと、自分の事業の経験をエピソードを交えながら話しています。

ちなみに僕は、バイトくんを見つけるのに、求人にも出さず、大学の講義でつかまえました。(笑)

差し込んでいた求人広告ページ。ちゃんと「広告です」と掲示してます(笑)

依頼をいただいた大学講義のテーマがソーシャルビジネスやキャリアの積み方がテーマだったため、「これはチャンス!」ってことで、先生にOKをいただき、講義内容に、以下のような「バイト募集」の”広告ページ”を随所に差し込んで、話をしたところ、学生さんのバイトが見つかりました。(笑)

ページネーション抜粋。中に広告ページを何枚か差し込んでいます

起業家マインドの強い学生さんが見つかれば、もちろん時給を払いながらではありますが、自分からアイデアを出してくれたり、僕の事業経験やエピソードトークと相手のやりがいを交換できるので、非常にモチベーション高く働いてくれて、結果仕事のパフォーマンスも上がっていきます。

そんな中で、サーブをしながら話していると、こんなことがありました。

最近の経営思考というか、「いかに既存の顧客のロイヤリティを高めつつ、一方で新規開拓を図ることで着実に事業成長していくか」という話を、自分の飲食事業やサッカースクールでの顧客獲得のエピソードを語っていると、学生さんから質問されたんですよね。

それは、勉強したんですか?
体験を通して知ったのですか?

僕は、筑波の体育では筋肉の勉強しかしてなかったので、(笑)

「木戸さん、それ、『ダイナミックケイパビリティ』ですね!昨日授業に出てきました!!」と教えてくれました。

ハッキリ言って、僕はダイナミックケイパビリティなんて知りませんでしたが(note下部参照)、自分の経験が体系化されたマーケティングの学問に触れていることが嬉しかったです。

また、学生の視点で僕のエピソードトークにフィードバックをもらえたことが、なんか無性に嬉しかったです。

自分より社会人経験が少なかったとしても、今まさに座学で学んでいる学生と考えを共有できるのはすごく貴重な機会だと実感します。

ああ、なんか、人生が豊かだなと感じた瞬間でした。

参考)
ダイナミックケイパビリティ・・・https://www.kaonavi.jp/dictionary/dynamic_capability/

このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~38歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。

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