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【3分で読める】ルール、俺。(木戸)
*博報堂時代の『心・技・体』…体⑱
こんばんは、HDA木戸です。
今回は、博報堂人生の中で、3人だけ、一生仕事したくない人がいます。
今日は、そのうちの1人を例に、一生仕事したくないポイント、特徴を紹介します。
あくまでも自己評価ですが、僕は人とはうまくやっていく方です。人間関係を築くのは早い方ですが、今日紹介する上司とは主に、以下3つの理由でうまく仕事を進めることはできませんでした。
その1つが、「ルール、俺。」の判断基準です。要するに、客観的な判断基準がありません。好みや機嫌など、主観的な判断基準でした。
ま、そこは3つ目に紹介するとして、順番に見ていきます。
①部下(仲間)を信用できない
基本、自分以外の誰に対しても否定スタンスでした。会議が終わって戻ってくると、同席してた人の否定、陰口。。。
席を離れた部下のせいにするトーク。
一緒に机を並べて仕事をしてるだけでどんよりしてた記憶があります。
自分が機嫌が良いときは、後輩を腐したようなトークで、イジりというよりイジメみたいなジメジメしたトークしかできない人でした。
②決断が遅い
その人が決断するのは、いつもタイムリミットの時でした。
つまり、自分の中に判断する軸が無い。
なので、周りにいる僕らも、意志というか、熱意を感じないんです。
早く決めてくれよ。
決めたら決めたで、判断基準も分からないので、「ホントにコレで良いのか?」って疑ってしまう。
やはり、リーダーは決断する際の「なぜ?そう決断するのか?」が重要だと、反面教師で学びになったほどです。
③機嫌と気分で判断が変わる
今日のタイトルでもありますが、、、皆さんの周りにもいませんか?
「ルール、俺。」な人。
要するに、判断や決断に一定の基準やルールがなく、その時々や気分、機嫌で仕事を進める人。
もちろん、感情の起伏は誰にでもあります。ちょっとタイミングが悪くて、上司が部下に当たる場合も時にはあると理解しています。
でも、それしかないと、、、部下としては、傾向と対策を講じることができないので、時間が経過してもチームが強くなりません。
やはり、成長の基本は、まずは上司をコピーすることからだと思います。上司をコピーしようにも、上司の機嫌で判断が変わってしまうということは、チームとして進むべき方向性、基準が定まっていないということです。
方向性が定まっていなければ、メンバーは同じ方向を見れません。
少し余談ですが、、、もうすぐ五輪が開幕しますね。僕は、今の政府や大会組織委員にも「ルール、俺。」を感じます。
みんな我慢してるのに、五輪だけ例外になる。まさに、ルール、俺。
五輪出場選手が人一倍努力してきたことはリスペクトに値します。
五輪は、この世で最も大きなスポーツ大会の1つであることも間違いないと思います。
ただ、インターハイだって、高校野球だって、飲食店の経営だって、僕ら1人1人にとって、目の前の生活や仕事やイベントごとも、それぞれにとってかけがえのないものです。
同じルール、判断基準の中で五輪が開催できたり、もしくは感染状況が改善したタイミング、状況があればせめてもの納得にはつながりますが、、、
状況が悪化してる状況で、なし崩し的に、「五輪だから」という理由だけで突き進むのは、個人的には納得がいきません。
余談を混同しましたが、、、
「ルール、俺。」では、絶対に信頼関係は築けません。
それを学んだ、1つの経験、1つの出会いでした。
では、今日はこのへんで。
このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~35歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。