【3分で読める】事業の好守。何割を攻めに充てるのか?あと『あたたかい目』(木戸)
※博報堂時代の『心・技・体』…体㉜
皆さん、こんばんは。HDAの木戸です。
今月、ある企業の経営者の方と会食をして、その方に色んな経験談を聞いていました。
その中で、いくつか質問したんですが、そのうち2つ、印象深かったことを共有します。
1つは、「事業を進めるときに、攻め(新規)と守り(既存)を意識すると、攻めの割合は何割くらいですか?」
その方は、「攻めは3割。それ以上でも以下でも、リスクが大きい。」と話されていました。その方の企業の規模は、僕では想像できない規模だと思いますが、それでも自分の感覚と差がなかったので、改めて説得力ある数字ですね。
そういえば、ソフトバンクの孫さんも、カンブリア宮殿かの番組で、
「投資に踏み切る基準は、成功確率70%。6割だとリスクが高い。逆に、8割だとすでに誰かに獲られてる。」と話されていたことを思い出しました。
なので、僕もそのイメージで進めていこうと思います。
2つ目は、なかなか共感できないけど人それぞれだなぁと思った話を。
話の中で、人を見抜く能力、ポイントをうかがいました。
「あ、この人いいな。一緒に仕事(事業)したいと思う人はどこで見抜きますか?」という質問を流れでさせていただきました。
「目を見て判断する。正直な人は、『あたたかい目』をしてる。」
ということでした。
僕にはわからない話でした。でも、だから面白かったです。
ちなみに僕は、人のことを知るには、「言葉」と「行動」でしか見抜けない。
逆に、「言動」を見ればわかる、と考えています。これは、大学生の頃から言ってました。なので、基本的には、目に見える言動でしか信じません。
その方法で、人のご縁に恵まれてきました。
でも、僕には理解はできなかったですが、その方の経験や実績をバックに感じる言葉でした。
では、今日はこのへんで。
追伸)その経営者が、「そういえばあの人も、『あたたかい目』をしてたよ。」と話してくださった方を、僕の知人だったので、早速、食事をしませんか?とお誘いしました。お会いするのが楽しみです。