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【3分で読める】オーストラリアでJoeに教えてもらったこと(木戸)

*博報堂時代の『心・技・体』…体⑰

皆さんこんばんは、HDAの木戸です。

今日は、タイトルにあるように、オーストラリアでリハビリ留学をしていた時に、Joe(ジョー)との出会いで教えてもらった

以前、「100の空論より1の行動」というテーマで投稿しましたが、ジョーも体験を通して人生を表現するタイプです。

ジョンとの出会いにも大きな影響を受けました。

ジョンは、若くして車イスになりましたが、車イスになってからも、1人で、世界中を旅してまわっています。

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当時は、僕がまだ車イスになって1年くらいだったこともあり、色んなことを教えてもらいました。

例えば、車イスの僕たちがどうやって運転するか、皆さんはご存知ですか?

アクセル・ブレーキに「手動装置」というのをつけて、右手でハンドル、左手でアクセル・ブレーキを操作して両手だけで運転します。

手動装置は、日本で買うと最低でも10万円ほどしますし、メーカーに改造を頼むとさらにプラスで費用がかかります。

ただ、ジョンが使っている手動装置はアメリカ製で3万円くらいで買えます。それを知って、僕もアメリカ製を使っています。

さらに、すぐに取り外しできるので、海外に行っても手動装置をもっていけばどこの国でも運転できます。

そうした情報を、海外を旅する経験をもとに、教えてくれたのがジョンでした。

また、車イスユーザーが海外でお風呂・シャワーを浴びる際、結構ハード面の設備を気にしがちです。

確かに、車イスが濡れないようにシャワーチェアというイスを用意したり、

バスタブのシャワーだったら、浴槽に乗り移ったり、

硬い床に座ると床ずれリスクがあるので、ゲル状のクッションを持ち歩いたり。

そのシャワーを、ジョンがどう浴びるかというと、「シュンスケ、ビンバッグがあれば一発OK!!」って言ってました。

ビンバッグ=bin bag=ゴミ袋 を車イスにかぶせれば、車イスごとシャワー浴びられて、それだけで解決!って言ってました。

経験したからこそのアイデアです。

そんな、ジョンに初めて出会った時のことです。

ジョンと出会った日が「昨日、インドから帰ってきた」日でした。

え!?ジョン、インドから帰ってきたん!?

インドって、バリアフリーとか大丈夫なん??

って聞いた答えが、超クールでした。

"Hey Shunsuke! If there is no way, Find your way!!"

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ああ、僕も、こういうスタンスで生きていこう。

って決意した瞬間でした。そんな出会いに感謝です。

このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~35歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。

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