【1分で読める】各分野の右腕をつくれ(木戸)
※博報堂時代の『心・技・体』…体②
昨日の投稿に続き、連日の投稿です。
今日は、スポーツ局に所属している頃に、当時の局長の仕事のスタイルを紹介します。僕が、博報堂時代に最も尊敬していた上司の1人です。
非常にパワフルな方で、決断力と実行力に富んだ方でした。
人たらしな一面もあり、クライアントや競技団体などコンテンツホルダーの担当者に多くのファンがいるような方でした。
その方がいつも言っていたのが、「各分野の右腕をつくれ」という教えでした。
広告会社で働いていると、日々、様々なリクエストが色んな角度から降ってきます。その度に、全てイチから自分で動いていたのでは、身体がいくつあっても足りません。
そこで、様々なお題に対して、分野ごとにエキスパートを決めておくのです。
お題が降ってきたらすぐにそのエキスパートに電話して解決してもらうのです。
●タレントキャスティング
●メディアの仕込み
●番組制作
●イベント会場の確保
●スタッフのアサイン
●スポーツイベントのチケット確保
●スポーツ選手との会食
項目ごとにその分野に精通している人間を社内外につくっておくべし。という教えです。
結果的に、その上司は、ほとんどの仕事が電話1本で解決していました。
僕も、近い将来、そのような、広くて深い人脈をつくりたいと考えるキッカケをもらった姿でした。
今日は、手短に、このへんで。(木戸)
このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~38歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。
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