
【アーセナル】ラカゼット退団決定
ラカゼットの退団が正式に発表された。
2017年にリヨンから当時のクラブレコードである6500万£で加入し、5年間アーセナルで過ごした。
今冬で盟友のオーバメヤンも去ったアーセナルにとって前線は転換を迎えることになる。
5年間の公式戦で「206試合 71ゴール 36アシスト」の記録を残しクラブに貢献したラカゼットについて振り返る。
プレミア戦績
2017-18シーズン:32試合 14得点 ※チーム内最高得点
2018-19シーズン:35試合 13得点 ※クラブ年間MVP
2019-20シーズン:30試合 10得点 ※FA杯優勝
2020-21シーズン:31試合 13得点 ※チーム内最高得点
2021-22シーズン:30試合 4得点 ※キャプテンに就任
合計:158試合 54得点
デビュー戦となった開幕のレスターで開始94秒でプレミア初ゴール。
デビューからホームで3戦連続で得点を決めるなど、コンスタントに得点を重ね、クラブ最多の14ゴールで1年目を終えた。
この年の冬にオーバメヤンも加入し、以降オバラカコンビでアーセナルの攻撃陣を担った。
2年目も勢いのままに活躍したラカゼットはそのシーズンのクラブ年間MVPを受賞。
3年目はエメリが途中解任され、アルテタが就任。クラブが揺れるなかFA杯優勝に貢献。
4年目はクラブ10人目となるプレミア50ゴールを達成し、1年目以来のチーム内最高得点にもなった。
5年目は、ベンチを温める機会が増えるも腐ることなくチームを支え、オーバメヤンからキャプテンを受け継ぐ。ピッチ上でもベンチでもチームメイトを鼓舞し若い選手達を引っ張り続けた。
移籍金に恥じない5年間の契約を全うし、アーセナルを去ることになる。
最後のメッセージ
詳細はここから(動画)
子供の頃から夢見ていたクラブでプレーすることは喜びだったから、良い思い出すべてを残しておきたい。アーセナルで5年間プレーできてとても幸せだった。
トレーニング場やスタジアムを我が家のように感じていた。“僕の庭”と呼んでいたぐらいだ! アーセナルに来た時、僕は子供のようだったし、ほとんど話せなかった。それから年月が経ち、英語も上達し、選手やスタッフとの関係も強くなった。だから、今の自分のことをうれしく思う。
加入した時には大きな期待があったし、歓迎も最高だったから、感謝を伝えたい。このチームのためにプレーすることは心地が良く、このスタジアムでファンと5年間を過ごせたことは最高だった。僕はこれからもこの関係を保ち続ける。子供の頃からアーセナルを応援していたから、これからも彼らを応援し続ける。そして、このスタジアムに帰ってきたい。
Once a Gunner, Always a Gunner.
ありがとうラカゼット。
お読みいただきありがとうございました。