『ブルーヘロンのいる森で約束したこと』第110話

第109話続き　

ブルーヘロンの読みは当たっていたようだ

ティアレはフォルテの針をからだに感じた後、半分は自分であり自分じゃないような感覚に陥り、フォルテの声に誘導されようと自分が自分から離れていくような不思議な感覚を覚えたという。。

だが、半分は本来のティアレのままであり、すぐさまフォルテから離れ時間を置けば、そのフォルテに奪われた半分の自分も戻ってくるだろうとわかってはいたようだった

それでも完全に操られたふりをしてフォルテに捕らえられたわけは、先にフォルテに連れて行かれた仲間の存在だったというブルーヘロンの読みと一致していた

今回、元のティアレに戻ったきっかけは、やはりブルーヘロンとの再会にあったようだ

　　　　　　　　　　　　　　続く