
『ブルーヘロンのいる森で約束したこと』第333話
第332話続き
上からは光の柱が海の底へと降り注いでいた
と、一瞬ライローネはその目に飛び込んできた光景に歓喜するのだった
ステルクと。。ジャンティー。。
ライローネはそう思い、歓喜したものの、もう一度その光景に目を見張った
ステルクのその姿からはかつてのステルクは想像できずにいたのである
彼のあの大きな羽はほとんどが抜け落ち、今目の前にいるステルクは。。ステルクを支えていた細いからだだけ。。姿を変えたステルクがそこにいたのである
その上に少しかぶさるようにジャンティーが横たわっていた
ジャンティーも体内に多くの水を含んでいたため、想像するよりも遥かにその身は変わってきていた
ライローネはそっとふたりに寄り添うと、目を閉じた
続く
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