『ブルーヘロンのいる森で約束したこと』第332話
第331話続き
ライローネはもう一度、あの見覚えのあるエラを探していた
そして白くにごっていた海中をさらに進んでいくのだった
先がみえない。。それは不安を思い起こさせるものかもしれない。。
しれないが、ライローネの内には不安を感じるものはなかった。。
不安より信じる思いの方が強く宿っていた
必ずみんなに会えるという思いだけが、ライローネを突き動かしていたのだ
ライローネは自分の直感だけを頼りに白い海の中を堂々と進んでいった
やがて空の雲も晴れて消えてゆくように、今、目の前にあるこの海の雲のような世界も、やがて消えてゆくだろうことをライローネはわかっていたのだ
そしてそこから少し先に行った場所で、一点曇りのない明るい日差しがさした場所をみつけた
ライローネは広い角度で周りを見渡すように
そこから景色を眺めていた
続く
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私は自分の親との関係が良好でなかった為いろんな経験をしました。その経験を活かしてお母さん、お父さんの子育てのストレスが解放される楽しい時間を、たくさんの子供たちに笑顔を提供していきたいと全国の舞台で朗読劇、楽しいパフォーマンスをやる事を目標にしています。応援よろしくお願いします♡