『ブルーヘロンのいる森で約束したこと』第18話
♡第17話続き♡
「あのな ハヤトはずっと親に愛されたいっちゅう気持ちを大きくしたままきたんやわ。
だからな 好きなもんとの別れが受け入れられんかったりするんや」
ヤシムンは言った
「そやけどな これはハヤトの親がどないかできることでもないんよ。ハヤト自身が乗り越えることなんや」
ハヤトは動かずにヤシムンを見ていた
「ま 乗り越えるいうてもや。。そんな な、焦らずにいったらええんや。
まずはそんな自分も許すことや。しかも軽い気持ちがこれ大切なんやで」
「軽い気持ち?」
ハヤトは聞いた
「そう 気軽にっちゅうことや。何でか。。それはハヤトの心のクセのひとつや。
また誰かとお別れするときにな 相手がそっけなく見えたり何やしたときも、自分の中で冷たいやんか思うかもしれんわな。
そうするとや そのたんびにハヤト、自分がつらくなるだけなんや。
そやから気を軽くしとけ言うとるんや」
ハヤトは今ひとつヤシムンの言葉の意味がわからずにいた
「気を軽くって言うけど。。例えばどんな風に?」
ハヤトは正直に聞いてみた
「いい質問や」
そう言うとヤシムンはほくそ笑んだ
♡続く♡
私は自分の親との関係が良好でなかった為いろんな経験をしました。その経験を活かしてお母さん、お父さんの子育てのストレスが解放される楽しい時間を、たくさんの子供たちに笑顔を提供していきたいと全国の舞台で朗読劇、楽しいパフォーマンスをやる事を目標にしています。応援よろしくお願いします♡