『ブルーヘロンのいる森で約束したこと』第340話
第339話続き
その時だ ライローネの目に海と空を繋いでいる扉がみえた
その扉を今持っている全ての力を出して、飛び出そうとした
扉は海面に渦を描いていた
だが、ライローネのそのすぐ後ろを海の怪物は追いかけてきていたのだ
「逃がすものかー!」
怪物は最後まで諦めようとはしなかった
それでもライローネの持つ溢れる光が怪物の行く手を遮った
ようやく海面からライローネの顔が姿をあらわした
空はその時を待っていたのだ
祝福の時が訪れようとしていた
続く
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私は自分の親との関係が良好でなかった為いろんな経験をしました。その経験を活かしてお母さん、お父さんの子育てのストレスが解放される楽しい時間を、たくさんの子供たちに笑顔を提供していきたいと全国の舞台で朗読劇、楽しいパフォーマンスをやる事を目標にしています。応援よろしくお願いします♡