『ブルーヘロンのいる森で約束したこと』第27話
♡第26話続き♡
「それなら そうしようか」
アリュールは言った
「そやな そしたらもう行くで。アリュールまたな」
ヤシムンはそう言うとみんなを先導して歩き出した
進むにつれ森の奥は何やらひんやりとした空気の中
静まりかえっていた
ハヤトは動じず歩を進めている
「何が起きんのか 必要な情報なら自然と入ってくるわ」
突然ヤシムンが言った
その言葉がハヤトの中でぐるぐるまわっていた
ヤシムンはさらに続けた
「確かにな 何が起きるのか、あらかじめ知っとく場合 嬉しいことや楽しいことならええけど 違うんやったら知らん方がええ。
ま その性格にもよるところやけど、そのことばかりフォーカスしとったら現実もそうなるんや。
だから大丈夫やと、明るく元気に過ごした方がええ」
そしてヤシムンはハヤトを見てこう続けた
「その上で必要な情報なら自然と入ってくるもんや」
ヤシムンはそう言うとほくそ笑んだ
「そういうことか」
ハヤトは頭の中でぐるぐるしていた言葉の意味を今知った
その時だ 静かだった森に一風凄まじい風が吹き荒れた
♡続く♡
私は自分の親との関係が良好でなかった為いろんな経験をしました。その経験を活かしてお母さん、お父さんの子育てのストレスが解放される楽しい時間を、たくさんの子供たちに笑顔を提供していきたいと全国の舞台で朗読劇、楽しいパフォーマンスをやる事を目標にしています。応援よろしくお願いします♡