『ブルーヘロンのいる森で約束したこと』第339話
第338話続き
海の怪物も、今のチャンスを見逃すわけにはいかなかった
怪物のプライドがそれを許さなかったのである
ゴゥゴゥ。。さらにその音は空高く鳴り響き始めた
それでもライローネは後ろを振り向くことなく
前を上を向いて、己を信じて進んでいった
しばらく進んでいった先に光がみえ始めていた
その光の柱は空から降りているようだった
ライローネは迷わず、その柱目指して進んでいった
柱はライローネをまるで待っていたかのように
さらに光を増していくのであった
ようやく光の柱の前までたどり着いたライローネは改めて柱の上を見上げてみた
空にゆらぐ雲。。その雲から七色の柱が降りていた
七色の柱は地球では虹と呼ばれていた
まるで空も虹も応援してくれているかのようだ
ライローネはただ今を信じていた
明けない夜はない。。
いつしか流れは変わり始めるものなのだと。。
ライローネはそう信じていたのだ
続く
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私は自分の親との関係が良好でなかった為いろんな経験をしました。その経験を活かしてお母さん、お父さんの子育てのストレスが解放される楽しい時間を、たくさんの子供たちに笑顔を提供していきたいと全国の舞台で朗読劇、楽しいパフォーマンスをやる事を目標にしています。応援よろしくお願いします♡