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『ブルーヘロンのいる森で約束したこと』第317話

第316話続き

たとえステルクの目が再び開くことなどなかったとしても彼の生きてきたその証を目に焼きつけたかったのだ

ドドーン

再び海の怪物はその牙を向けてきた

ジャンティーたちも動揺を隠せずにいた

だがジャンティーはステルクの側を離れようとはしなかった 

仲間たちはそんなジャンティーの思いも理解はできていたが、心を強くしてジャンティーに言った

「さあ 私たち、ここを離れましょう。。
ジャンティー、ステルクにお別れを言って」

ジャンティーに向けたその言葉にためらいはなかった 

自分たちが生きてこそ、ステルクの姿はいつまでも自分たちの内に残ると知っていたからであり、残された者は生き続けること。。

それが何より大切だと信じていたからである

それでもすぐにジャンティーは動こうとしなかった。。いや動けなかったのである

             続く

私は自分の親との関係が良好でなかった為いろんな経験をしました。その経験を活かしてお母さん、お父さんの子育てのストレスが解放される楽しい時間を、たくさんの子供たちに笑顔を提供していきたいと全国の舞台で朗読劇、楽しいパフォーマンスをやる事を目標にしています。応援よろしくお願いします♡