★《続・読書余論》H・E・ワイルズ著『東京旋風』昭和29年刊・他

 こんかいの《続・読書余論》は、終戦直後の日本国内のゴタゴタを、左翼ではなかったスタンスの元GHQの職員の筆によって、生々しく伝えている資料です。

 附録として、旧《読書余論》のなかから、救荒作物や非常食、飢饉に関連したものを二十数冊ピックアップしました。記述はざっと見直し、再編集してあります。


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