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ダンスパーティの夜7~Aのストーリー

マーガレットの家庭教師の話を軽く聞いていたように
みせていたが内心いろいろ考えていた

まずはマーガレットの年齢。
僕より8才くらい離れてる。
8つも下の子を気にかけるなんてどうかしてる。

8才年が離れた年上の女性なら大歓迎なんだけどね
年上の女性は面倒くさくなくていい。ちゃんとわきまえてるし。同年代の女のこみたいにうるさくないし

それから家庭教師(素性調査されたら一発アウト。下手したらこの村にすら居られなくなる可能性だってある

あれこれ考えてもしかたない。
まだ家庭教師になってもいないし
花束を受け取ったかどうかもわからないのだから。

彼女はメッセージを読んでくれるか?

まあ、いいや。

僕はケセラセラに生きてる。だから
もう流れに身を任せるしかない。

友人たちは僕をパーティが大好きな女たらし、ジゴロっていうし別になんでもいいんだけど。実際そうだし。ジゴロっていうほどのもんじゃないけど、年上の女性達から生活の面倒をみてもらったりしてるのは確かだ。どうだっていい。時間が潰せたらそれでいいんだ。

会ってすることしてじゃあまたね。顔も名前も覚えてない付き合いなんてさっぱりしたもんだ。深入りなんてゴメンだね。

時間潰しにもってこいだし
女の子もきらびやかに着飾ってるしお酒もはいるしああいう場所だと大胆になるしなにしろ可愛い。

次の朝目が覚めて僕をみておろおろしてる女の子もまた可愛い「誰にもいわないで」なんていわれたりして。

もしマーガレットの家庭教師になったりしたら
そういう生活ともおさらばになるのかもしれないな。

勉強ねえ…嫌いじゃないけど。教えてあげられるのかな。

気がついたら日がくれてきた。
シャワーを浴びて着替えて僕は僕の今にふさわしい場所にまた出かけるか。

僕は一日一日がただ怠くて面倒で早く終わらないかなとそんな事ばっかり考えてる。

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