飲み会の立ち振る舞い
カエル男です。
夏休み最終日は、パパ友さん宅にお呼ばれしまして。6家族、親10名と子ども12名の大所帯で飲み食いしてきました。子どもらはそのままお泊まり会です。こういうの、沖縄では当たり前なんです。
各家庭は、自分らが飲むお酒やジュースは持って行き、皆んなで食べるピザやお惣菜と言った簡単な料理も持っていきます。
それでもこれだけ大人数になると、ホストの負担が大きいのでは‥と思いますが、そこは持ちつ持たれつと言いますか、相互補助の精神で成り立ってます。
沖縄は、日頃から暑かったり、スコールだったりと、外で遊べない日が多いです。そういう日は誰かの家で遊ぶことになりますが、送り迎えとかは、行ける親がカジュアルに対応しています。そうした付き合いが下地にあるので、成り立ってるんじゃないかと思ってます。
その日も、仲良し保護者10名で飲み食いしてました。私ら夫婦は新参者なので、話題の中心にいる、と言うよりは、皆んなの話を聞いたり、相槌を打ったりする方が多いです。割と気にしいな方なので、話を聞きながらも、周りの様子を伺ったりしてます。
とあるパパ友さんの立ち振る舞いが素敵だなぁと思いまして。その方は多分メンバーの中で最も高学歴な方で、初めましての時は周りからそれをイジられて紹介されてました。
立ち振る舞いが巧みと言いますか、如才ないんです。誰かの話に小気味良く相槌を打ちますし、話したそうな方がいたら話を振ってますし、自分から別の話を切り出したりします。
話してる内容がとんでもなく面白い、という感じではないのですが、その方がいると、場が途切れずに上手く回る、という感じです。
最初の頃は、声も大きく、色々面白いことを仰る他の方々が話題の中心にいる、と思ってましたが、そうではなく、この方がいる時はこっちが実は中心だ、と気付きました。
かと言って、変に目立っている訳でもないんです。後々、あの時の誰それさんの話が面白かったなー、と思い返す時に、その方がポンとでてくることは、あんまり無かったりします。
テレビでは、こう言う方のポジションを、裏回し、と呼ぶみたいです。裏回しとは「メインMC以外のポジションで、求められている意図を俯瞰的に汲み取り、さり気なく話を展開してフォローすること」とあります。
確かに、こういう役割を担ってくれる方がいると、場の流れが整うと言いますか、場を成立させてくれるものですね。大変勉強になります。
何家族も集まれば、それぞれ事情が異なりますし、合う合わないとかも出てきてりするものです。それでも楽しくワイワイと飲んで語ったりしたいものです。
飲み会の立ち振る舞い、色々と勉強していきたいと思います。
では。