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カニとタコと日本酒と

モノの価値は人それぞれ違うんだなぁという話。

先日、パパ友宅で久しぶりに飲むことになったんですが、せっかくなので酒の肴を持ち寄ることになりまして。

相手パパは近所のスーパーで買ったカニを酒蒸しにして振る舞ってくれました。一方僕は近所のスーパーで買った生タコを刺身にして持ってきました。生タコにみじん切りしたネギをたっぷり振りかけて胡麻油と塩を少々加えると美味いんです。

とはいえ、カニとタコですよ。カニの方が価値高いじゃないですか。でも相手パパは「カニはよく食べるけど生タコ食べたの久しぶり…マジ美味い…本当にありがとう」と言うんです。聞けば、相手パパの近所のスーパーでは生タコは売っておらず、なかなか食べる機会がないんだと。

一般的には、タコよりカニの方が高価=価値がある、と思われがちで、僕も「こっちはタコだよ〜相手パパはカニを用意してくれてるのに申し訳ないなぁ」と思いましたが、それはあくまで一般的な話であって、個別事情で考えると違うんですね。

モノの価値って相場や一般的な考えだとある程度決まりがあるように見受けられますが、TPOによって価値って変わるんだなーとつくづく思いました。

ちなみにカニの甲羅に温めた日本酒を注ぐ甲羅酒、めちゃくちゃ美味いです。ちょい残ったカニの身と蟹味噌が合わさるとすんごい美味いです。タコ酒は聞いたことないんで、美味しくないのかなぁ。

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