30歳を超えてから見つけた将来の夢は旅人だったという話
『そんなのね、あてがないのと一緒でしょ。大丈夫なの?』『フリーランスっていうのはね、聞こえが良くてもバイトだからね』私が夢中になった32歳からの将来の夢は、今のところ身内や会社からしたら不安要素の塊でしかない。
退職の話を切り出した当初、周囲や両親からの拒絶反応は凄まじいものでした。これまで貯金をちゃんとするタイプでもなく、日々の食事や健康も顧みないまま仕事以外のことにはほとんど興味がなくて、のめり込むように仕事をして生きてきました。働いているときが一番、自分は生きているんだという時間を持つことができたからです。だから、両親は余計に私がちゃんと自分のことを大切にして生活してくれるのだろうかと心配だったのでしょう。
2019年に両親に相談をしてからはや1年。タイムリミットが刻々と近づく中で両親はそれでも理解に努めてくれるようになり今回全面的に私に協力してくれたり、仕事で忙しいはずの父もまめに連絡をくれるようになったり、母も私の移住と転職に何か運命的なものを感じてか肯定的に受け入れてくれるようになりました。
近しい人が応援してくれるようになったことほど私にとって快い状態はなく、やっぱり大好きで近い人には応援してほしいと本音では思っていたんだなと、相変わらず強情っぱりで素直になれない自分を振り返って、喧嘩別れにならなくて良かったなと思うのです。
ようやく少し家族からの理解を得られた中で、未開の地 京都への出発に向けて日々準備を進め、まず私が始めたのは知人のいない京都に遠隔で地盤を作っていくことです。ローカルキャリアゼミに申し込みをし、東京開催の京都のお仕事イベントに申し込みをし、半年後の無職を前に三十数年の中で今までにないほどに『必死』な状況を迎えています笑
探せばあるもので、こんなに移住者のフォローアップをしてくれる団体やサービスがあるものかと。そして私と同じように京都という街に魅了されて移り住んでしまう人がたくさんいるということにも驚きと喜びを隠せませんでした。
一日一回は京都につながる情報を仕入れていこうと9月に決めてからちょうど1ヶ月半。私は京都の就職情報を検索していくうちにこんなサイトに出会いました。
転職にあたりいくつかの仕事の候補として上がっているものは一緒にはじめる方を準備を進めています。しかし、せっかく京都に惹かれて10年住んでいた関東を離れて1人で関西圏へお邪魔するので、何かしら地域に関わるような仕事をしたいと思ってこの数ヶ月を過ごしてきました。
来年博多でのお仕事の話をいただき自分の終の住処にしようと決めた京都と2拠点で仕事をすることが果たして自分にできるのだろうかと若干不安に思っていた矢先、こんな記事を見て
多拠点生活ってもう普通だったのかーーーーーーーーーーーーーーーーΣ੧(❛□❛✿)
というわけで、若干の不安は一気にワクワク一色になりました笑
旅はこれまで仕事がない時に特別な時間として買うものだったのが、旅人をすることが仕事になり地域の力になる このサービスの陰にはそんな新しい働き方の価値を信じて雇用を創出したみなさんの力強い地方への応援が感じられました。
地方で素敵なサービスや商品を持っている人と、旅人をしながら生活していきたい個人をつなぐ。
登録企業さんを見ると、有名な旅行サイトも多数登録していました。お仕事も記事の執筆や動画 写真などの取材撮影、モニターなど体とコンパクトな機材さえあればいつでも身軽に働けるものが多く掲載されています。
早速旅人登録をしてみました。
具体的な活動は来年在職を離れてからになりますが、サイトを利用しながら多岐点で仕事をするってどういうことなのか??をこれから検証していきます。
これから始めようとする分野のリサーチをするメリットは、ドリームキラーとの遭遇や自分に自信がなくなる浮き沈みがあっても、開拓を始めている先駆者の背中を見ることで『なければ作ればいい』『うまくいくのか誰もどうかわからないならやってみればいいんじゃん』と踏ん切りがつくことです。
結局なんでもありで自分で作ってしまえばいい♫
固定観念からだいぶ脱したつもりだった私が久々に『べき』論の囲いの中にいたんだなと思った出来事でした(๑╹ω╹๑ )
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