日本法人のTwitterのリストラはどうなる？

米ビックテックのリストラが吹き荒れているが、その中でも一番大胆なのがTwitter。すでに従業員と非正規雇用の半分以上は解雇している。米国は雇用が流動的だからいいけど、日本じゃ、そんなのか無理無理。でもTwitterの日本法人あるんだけど。Twitterの日本法人はどうなるんだ・・・的な会話があちらこちらで見られるが。

「Twitterを訴えます」「全力でやりますよ」突然の解雇に呼びかけ多数　弁護士に勝算はあるのか聞いた（ねとらぼ） - Yahoo!ニュース

Twitterの日本法人も確かにリストラの対象になっている。こ記事をみると

クビは4種類ある──ツイッター社の大量解雇から学ぶ、日本の「クビ論」

日本法人の従業員もリストラ対象となっており、「広報部門は全員が対象となった模様」「270人中200人が解雇対象となっている」などと報じられている。

https://www.itmedia.co.jp/

と、かかれているが、米国Twitterみたいな問答無用のシャットアウトなのかどうかはわからない。この記事には日本の「クビ」のパターンには4つがあり
・整理解雇
・懲戒解雇
・普通解雇
・退職奨励
米国Twitter、日本のTwitterは整理解雇にあたると言っている。条件が
1.人員削減の必要性があること
2.解雇を回避するための努力が尽くされていること
3.解雇の対象者の人選基準、選定の方法が合理的であること
4.解雇前に、解雇の対象者への説明・協議を尽くしていること

1.は、ましょうがない。赤字をタレ流していたんだから。しかし、イーロン・マスクのような問答無用で日本刀でバッサリ！なんてやりかただと2.、3.、4.は怪しい。てか、全くやってないだろ？
安心してください、Twitter日本法人でリストラされた人、と弁護士。戦えば勝てます。(笑)

あと、この記事で興味深かったのが昔、日本IBMで同じ様に、「今すぐ、荷物をまとめて出ていってくれ」的なリストラがあって、その後どうなったか？これは「適法」だったらしい。（3ページ目）会社側の根回しの方が勝ったようだ。
日本IBMもこんな判例がひとつやふたつではないので、もしかしたら違う判例なのかもしれないが。

いや、いや、イーロン・マスクだったら、日本法人の270人中たったの200人解雇するのに(米国はその1桁違う数だからなー)上の2.、3.、4.でグダグダ言うくらいなら、日本から撤退って言うかもしれない。であれば文句なし、全員解散・・・って、オチかもしれないので、安心はできない。