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「死にてぇ…」

皆さんは「死にてぇ」って思ったことはありますか。失態を犯した時とか、恥かいた時とか、人間関係崩壊した時とか。きっと誰でもあるんじゃないかと思います。
私は結構な頻度で死にてぇ、と思う。別に重い話ではなく、ただただ自分の運が悪い故に必然的に死を考える頻度が高くなっちゃうのだ。

小学生の時、酷い便秘に襲われて病院で座薬を入れた。
四つん這いになって、女医さんに注入される。
「違和感ない?」と聞いてくれたので、「ダイジョブです」と答えた。
実際腸がギュルギュルして結構キツかったけど、何を聞かれても「ノープロブレム」と答えちゃうのが私だ。
数十秒経った頃、既にお腹はパンパンになっていた。ココから結構お下品な話なるが、我慢してください。
少し気を緩めたら座薬が出そうになるのですよ。必死に肛門を締めて、逆流リバースしないように悶えた。看護師さんに体勢を変えるよう言われたが、そんな余裕は無い。酸素を取り込む余裕すらもなく、唸った。
そんな風にしていると、ギュルギュルッッッと腹が一声上げた。そこからもう地獄絵図だ。液状のうんこを漏らし、色々汚した。
迷惑をかけまいとトイレへ走り出すが、場所が分からん。看護師さんは私のすごい剣幕(小学生の剣幕なんてたかが知れてるが)に圧倒されたのか、咄嗟に案内してくれた。
トイレに行く際、私は用意されていたタオルで丸出しのあれこれを隠して無双した。診察室からトイレへは待合室を通らなければならないので、いくら急いでいたとしても隠さない訳にはいかない。
そしてトイレの個室に籠る。私は泣いた。
持っていたタオルの茶色いシミを見ながら悲しくなった。
それからとんでもない虚無感に襲われて、「死にてぇ」と切実に思った。
そこからハライタと下痢が止まらず、汚れた衣類をビニール袋に入れながらまた泣いた。
母親が家からズボンを持ってきてくれるというので、小さい個室の中でビニール袋と共に数十分を過ごした。
午後から学校があることも忘れて。(午前中に休んで午後から学校、という流れだった)  

第二回目から汚い話をしてすみません。
風呂場でうんこを漏らして一人で片付けた話もありますが、流石に汚いので時間を置いてから文字起こしします。
以上、私の人生における大失態パート1でございました。Life is hard.

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