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突然やってくる

 ラクナ梗塞

脳卒中とは、脳の血管がエラーをきたす病気です。

脳卒中は大きく

・脳梗塞 :脳梗塞は脳血管が「詰まる

・脳出血 :脳血管が「破れる

・くも膜下出::脳血管が「破れる

に分類されます。

脳卒中はがん、心臓病に次いで日本人の死因第3位です。

今日は治療院(整骨院・鍼灸院・整体・マッサージ)に通院している人で 頭痛や肩こり、めまい、首の痛みがある方や既存症の方には特に読んでいただきたい内容です。

なぜなら体の痛みやシビレ等で通院する治療院に通っているからこそ気づかない・気づけない事があるからです。

脳梗塞:脳梗塞は、3つに分類できます。

ラクナ梗塞:脳の細い動脈で詰まる
アテローム血栓性脳梗塞:比較的太い動脈が血栓で詰まる
心原性脳塞栓症:心臓からの血栓(血のかたまり)が脳の血管を詰まらせる
かつては脳卒中の4分の3を「脳出血」が占めていましたが、近年は著しく減少し、反対に「脳梗塞」が増え、2006年には60%を占めるようになりました。

特徴:ラクナ梗塞は日本人に多いタイプで(全脳梗塞の36%を占める)、脳の深い部分に血液を供給している直径1mm以下の細い動脈である穿通枝の異常によって起こります。

原因: 高血圧のために極端に血管壁が厚くなった動脈や、血管壊死が修復されて閉塞した動脈がラクナ梗塞の原因となる。

症状:大部分は半身不随などの片麻痺、感覚の低下やしびれ感などの感覚障害

注意:高血圧がよくないので、運動と水分補給(1~1.5L)、食事(コレステロールに注意)のコントロールをおこないます。2型糖尿病の人の3~6割に、慢性腎臓病の人の4割に、ラクナ梗塞が起こっていたとの報告もあります。

ラクナ梗塞は、無症候性脳梗塞ともいわれ気づかない事も多く、なんとなく舌の動きが悪くなりとろれつがまわらなくなったり、フラフラしたりシビレや後頭部の痛み等に異常をかんじたら注意が必要です。

ラクナ梗塞になる要素、高血圧・生活習慣病(食事・運動不足・水不足)に問題のある方は、この病気の先に待ち受けている病気があるので深刻に考えてくださいね。

ラクナ梗塞後におこりえる病気は血管性認知症です。

血管性認知症は、記憶障害が「まだら」に現れます。そのため、「まだら認知症」とも言われています。

その他にも、歩行障害・転倒、頻尿・尿意切迫、まひ、ささいなことでもすぐ感情が表に出る感情失禁といった症状が現れます。

認知症のリスクがある脳梗塞は日頃の生活習慣がカギとなります。またそれ以外にも精神的なストレスはとても高血圧・心臓に負担がかかるため気をつけなければいけません。

冬場は寒くて血圧も上がりやすいので、水分補給と軽度の運動をお勧めします。


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