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ロシア紀行 part 3 モスクワ編②

2日目 トレチャコフ美術館新館

午前中は用事。前日朝ご飯を買いそびれたため、メトロの駅前のお店で水とミートパイみたいなものを購入。

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用事をすませてお昼ご飯、ピーマンの肉詰め。本当に全部の料理にスメタナ(サワークリーム)がついてくる。

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午後はトレチャコフ美術館新館へ。オフシーズンなのに、無料観覧日(毎週水曜日)+人気の画家の回顧展のおかげでめちゃめちゃ人が並んでいた。常設展だけ見たかったので、回顧展は諦めました。

トレチャコフ美術館は、本館にはイコンから20世紀初頭まで、新館には革命期くらいから近現代に至るまでのロシアの芸術作品が収められています。時間の関係で今回は新館しか行けず。ざーっと見ても3時間はかかっちゃうんですよね。本館で「素晴らしいイコンだ!」ってやりたかったな。

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好きな画家、ペトロフ=ヴォトキンの『赤い馬の水浴』(1911)

2年くらい前に日本で「プーシキン美術館展」というのをやってましたね。モスクワにある美術館ですが、ヨーロッパ芸術のコレクションでありロシアの芸術作品はありません。知り合いが「ロシア美術見られると期待して行ったのに……」と言っていました。音声ガイドで上坂すみれさん(ロシア語学科卒)が勝手にマレーヴィチというロシア人芸術家の宣伝をしていたのが記憶に新しい。

2018年はロシア絵画の展覧会が2つ東京でありましたね(トレチャコフ美術館と、ロシア美術館)。でも日本である展覧会は大抵1860~1910年くらいの作品しかないんです。あと、やっぱり画家の代表作が来ない。現地での目玉作品だものね。そのへんまでの絵画は確かに綺麗な風景画や、文学作品モチーフの綺麗な絵がたくさんあって日本でも人気なんだけども……私は革命期以降のロシア絵画が好きなんですよね……色がどぎつくて抽象度が高くて思想が強い。ポフは多分嫌いなんだろうなぁと思いながら美術館見学を楽しみました。

そのあとも夜まで何やかんや用事をし、晩御飯を求めてうろついていると、赤の広場外の「無名戦士の墓」にて、運よく衛兵が帰っていくところに居合わせることができました。夏にも見たことはあったけど冬服のロングコートめっちゃかっこよかった……

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動画(あげられなかった)のスクショ。脚を地面と水平くらいまで上げるんだけどまぁその脚の長いこと。かっこよさが全然伝わらないのでYoutubeとかで見てみてください。

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赤の広場。空が広い。左(工事中)はグムという百貨店、その右のたまねぎぼうずがポクロフスキー寺院、右はクレムリンの城壁、右端に映っているピラミッドみたいなのがレーニン廟。前来た時に全部中に入ったけど、今回は写真だけ。

この近くのカフェで晩御飯を食べました。なんかパスタ食べた気がする。ロシアはチェーンのカフェたくさんあって、ケーキがとてもおいしい。カフェは一人旅の食事にちょうどいいので重宝しました。

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いちごのナポレオンケーキ。