ハイコミお疲れ様でした!:GLAY第153曲「CHILDREN IN THE WAR」
GLAYは昨日6/11に、HIGHCOMMUNICATIONSツアー2023のファイナルを終えた。
今回のツアーは、HIGHCOMMUNICATIONS(かなりコアな曲をやってくれる)という事で、どんな選曲が来るのか楽しみにしていたんだけど、かなり尖った選曲だったなーと思う。
その中でも、TAKUROがツアー前に「やる」と言っていた「CHILDREN IN THE WAR」。2003年のハイコミツアーでやったのが初で、その時のライブ音源がそのままCD化されていて、2003年以降は一回も演奏されていない(と思う)。まさかこの曲が20年の時を経てライブで聴ける日が来るとは思わなかった。
ちなみに「CHILDREN IN THE WAR」は日本語訳だと「戦禍の子」なんだけど、「戦禍の子」というタイトルの別曲も存在する。
TAKUROはたびたび戦争に関連する曲を書いているが「CHILDREN IN THE WAR」や「戦禍の子」といった内容(つまり戦争による被害を受けている子どもたち)には非常に関心があることが伺える。
それでは聴いてみよう...
2003年当時は、正直「ちょっと辛気くさい感じの曲やな」っていう印象やった。伝えたいメッセージはわかるし暗い雰囲気の曲であるべきなんだけど、ひねりが無いというか冗長というか。
ただ、20年の時を越えて思うのは、
この曲がハイコミというツアーの最中に作られて、ライブを通して完成された曲なんだなという"息づかい"に溢れているということ。
この曲が出来た2003年も、そして現在も、戦争というものがなくならなくて、だからこそリアルタイムに常に新しい息吹を吹き込んで、伝えるべき事を伝えていくことが大事なんだな、ということ。
ほんまにTAKUROは、ブレないなぁ。