本日、表参道のイルミネーションで:GLAY第327曲「夢遊病」(2001)
写真は、本日12/8の表参道。
イルミネーション...!
冬やねぇ。
小学生の時、友達が言ったことを未だに覚えてる。
「昨日の夜、お母さんが『アンタ、寝てたはずやのに、夜中に起きてきて、いきなり踊り出してん。ほんで、しばらく踊ったらまた寝にいったで。』って言われたんやけど、全然覚えてへんねん。」
これって、夢遊病やんな?
夢遊病は、3〜12歳の子供に起こる現象らしく、夜中に突然起き上がって、行動を始めるのだけど、本人には全く自覚がないらしい。
この話を友達から聞いた時は、夢遊病という症状が存在することすら知らなかったので、「あんた変やなぁ」しか思わなかったんやけど、GLAYが『夢遊病』っていう曲を出してから、こういう症状があることを知り、過去の記憶をたどって「あの時の友達は夢遊病だったんだ」と思い至ったのである。
ちなみに、夢遊病は10人に1人くらい割合で子供に見られる症状とのこと。割と多いな。
で、GLAYの「夢遊病」は、寝る時の夢ではなく、起きて見る夢のことだ。夢に夢中になり自我を失う人を夢遊病にかけているのである。
"人はきっと夢に犠牲を払って宝物を見失う
やがて費やした時間の多さに目眩が訪れる"
この歌詞は2001年のTAKUROだから書ける歌詞だ。
私などの凡人は"夢をかなえる"という実感にも程遠いはずなんだけど、しかしながら、この言葉が持つリアリティやグロテスクな現実が、身震いするほど目の前に現前しているように感じるのである。TAKURO、天才やな。
ところで、この「夢遊病」には、ある女性アーティストがコーラスで参加しているのをご存知だろうか。
韓国のグループ、紫雨林(ジャウリム)のユナである。
"同情や気まぐれと愛情の区別すらつかぬ愚かな己を認めて..." の後に何やら言葉を放っている。
これは、韓国語で、次のように言っているのだ。
거기에 뭐가 보여요
(コギエ ムウォガ ボヨヨ)
そこに何が見える?
どうですか。
震えませんか。
"ひどく夢遊病のような顔してる自分(オマエ)の"
"照らす常夜灯は今の惨めぶった自分(オマエ)の"
という歌詞があるが、
"そこに何が見える?"と問うてるのは、
鏡に映った自分(オマエ)か、
それとも、夢によって蔑ろにした、
"宝物"(アナタ)か?
真実はいつも一つ、
見た目は子供、頭脳は大人。
その名は、
名探偵コナン!
この世でアナタの愛を〜
手に〜 入れるもの♪
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