これ、時の雫の2人やろ? GLAY第288曲『出逢ってしまった2人』(1998)
1998年のアルバム『pure soul』の隠れた名曲『出逢ってしまった2人』は、恋に燃え上がった夏を過ぎ、秋の寂しさを耐え忍ぶも、口を付いて出た言葉をキッカケに、傷つけあいやがて冬の到来とともに別れる2人をストーリー仕立てに描いた作品である。
独特の寂しげな雰囲気を持つ反面、小気味良いリズムとアレンジで、好きなファンも多いのではないだろうか。
この歌詞を見て思うんやけど、
この2人、『時の雫』の2人やろ。
『出逢ってしまった2人』は男性目線(一人称に「僕ら」がある)、『時の雫』は女性視点(引用されている相手の言葉に「僕ら」がある)で書かれている。
つまり、「憎しみを欠いた愛の泉など 本当の姿とは言えない」と言った男性と、「誰もが抱く疑いの世界は僕らの心をひどく傷つける」と言った男性は同一人物なのだ。
なんて哲学的な言い回しをする奴なんや!
『出逢ってしまった2人』で、恋をしたのは「あの夏」と言っているのだけど、これが3年前の夏だったということかな?
ちなみに、TAKURO本人が『出逢ってしまった2人』と『時の雫』の関連性について話しているわけではないので、あくまで私・メッキ張りのヒーローによる単なる推測である。