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便利になれば無くなる良さもある:GLAY第261曲『Ghost of GLAY 愛のテーマ』

便利になればなるほど無くなる趣きもある。音楽に対する向き合い方も一昔前とかなり変わったなと感じる。

今はサブスクやYouTubeを使えば、いつでもたくさんの曲を聴くことができるけど、昔はそうじゃなかった。
だから手に入れたCDは何度も聴き込んだものだ。
カップリングも、"お金を払って手にいれたもの"だから結構聴き込んだ。

アルバムもしっかりアルバムとして楽しんだ。
そして、たまに"隠しトラック"っていうものがあった。ジャケットの曲目や歌詞カードには書かれていないトラックのことである。
アルバムの最後の曲が終わり、これで終わりかと思ったら、なんと次のトラックが始まるではないか...!!!

この時のワクワクはたまらなかった。

隠しトラックが姿を消したのは、人々がiTunesにCDを取り込むようになってからだ。
CDをパソコンに入れた瞬間にすべてのトラックと曲名が画面に表示されてしまう。これでは隠しトラックの趣きも何もあったものではない。

今はサブスクやネットの時代なので、隠しトラックなんてものは、もはや消滅してしまっているかもしれない。

みんなはどんな隠しトラックが好きかな。
私はBUMPのが好きやったなぁ。

さて、本日は9月27日リリースのGLAYのミニアルバムから、ラストを飾るピアノインスト曲『Ghost of GLAY 愛のテーマ』。

短いピアノだけの演奏なんだけど、
『Pianista』との関係性を感じるがゆえに、このアルバムをアルバムらしくしてくれている曲やと思う。

『Pianista』にピアノは使われていないってことなので、ピアノが聴きたかったところやよ!

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