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夫婦を超えてゆけ:GLAY第284曲『恋』(2006)

2006年、隠れた名曲といえば 「恋」でしょう!

「ROCK'N ROLL SWINDLE」や「LAYLA」の影に隠れてあまり取り上げられることない曲だけど、間違いなく名曲やと思う。

「恋」というシンプルなタイトルなうえに、比較的分かりやすいサビメロディ。それなのに、全然飽きなくて、むしろ奥深さを感じる。

ポイントは、粗めのアレンジなのかもしれない。
ジリジリ歪んだギターから始まり、寂しげなTERUの声が入る。間奏ではなんとハーモニカを用いるという珍しいアレンジ(そういえば「LAYLA」でもハーモニカを使っていたね)。
そして、ラスサビでは雑味たっぷりのTERUソロ。

この曲は、2004年にリリースされていたらもっと違ったアレンジになっていたんだろうな。

2006年だからこそ、こんなに素朴でストレートなアレンジなのだと思う。
もしかしたら、派手で綺麗めなアレンジだと、ここまで奥深い曲にはならなかったのかもしれない。そう思うと、やはりこの素朴さが「恋」の良さを引き立てているのだろうなぁ。
なーんつって。

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