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GLAY第5曲『BAD APPLE』疫病についての歌
海を渡る鳥たち 疫病をはこぶ人間たち
行き先不明なら それもいい
落ちた林檎が見た夢は
とてもささやかな幸せだった
I'll be… I'll be… I'll be there for you
「歌詞にコロナの影響がどれくらい反映されているかは皆さんの想像に委ねたいと思う」
TAKUROはそう言ったものの、集団の中で悪い作用を及ぼす者(=Bad Apple)という曲名からも、コロナに対する彼なりの思いが多分に込められていると感じる。
「I'll be... I'll be... I'll be there for you」は、
「そこに…あなたのもとに…あなたに会いに行くよ」って意味だけど、
コロナによって身動きの取れない状況での歌い手の祈りと捉えることもできるし、
落ちた林檎が夢見た「ささやかな幸せ」の内容だと捉えることもできる。
つまり、いつかコロナが落ち着いたら「あなたに会いに行きたい」という人々の純粋な願いと、
一方で「あなたに会いにいきたい」というその罪のないささやかな行動によってこそ、コロナが拡大しているのだというアイロニーが込められているのだ。
目に見えない厄災と人間との戦いを「異人たちとのかくれんぼ」と表現したTAKURO...
TERUも「これは良い曲」と評価し、Tomi Yoをアレンジャーに推薦した。
2021年8月リリースの59枚目のシングルである。
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