スタンバイ(32)【官能小説・エロ小説】
視界がフェードアウトしていく。
すうーっと聴覚まで奪われていく。
意識まで飛びかける。
制服姿で背中を反らせ、ビクビクと腰を震わせている。
「ハァハァ…」
女子高生の素直なその瞬間。
彼らは「ほらイッた」「やっぱりイッた」「すぐにイッた」みたいなことを本人を囲んで小声で伝え合っていた。
「好きになっちゃった?」
見せられたスマホのメモ。
何を勝手に決めつけてるんだろう?
そのとおりです。
私は責められてカンジるチ力ン大好き女子高生です。
…なんて言ってくれると思っているのだろうか?
私はあの有名私立女子高に通う、真面目系の一年生。
まだそういうことはホントに知識もなくて、少しの刺激にも慣れていないから強くリアクションしちゃうんです。
まして、そういう欲求とかはまだ分からなかったくらい…自分で自分にしたことなんてまだなくて、何となく気分が晴れなくても、同性の友人とおしゃべりしたり、スポーツしたりすれば発散できた、大人のケアだって知らずに済んでいたほどピュアな女の子だったんです。
そんな私に貴方たちは、知らしめたんです。
何も知らなければ三年間、高校生活をエンジョイできた無邪気な女子高生でいられたんです。
チ力ンされてるのにイッちゃうなんて?
私はイクまでチ力ンされたんです。
通学途中の電車の中で加えられた不快な感覚は家に帰っても対処出来ず、眠れないほど悩んでいて、朝は寝坊気味で慌てて学校に向かって、飛び乗った通勤快速で再びチ力ンに遭う悪のスパイラルに陥った女の子なんです。
同年代の女子は、自分のコンディションをちゃんとコントロールしてるんだろうな?
彼氏とか、自分でとか…
特にセイシュクのみんなは、そういうこと、ちゃんとしているんだろうな?
ともかは、そんな対処の仕方もまだ分からなかったコなんです。
そんなコに集団で知らしめたんです。
セイシュクの真面目黒髪清純派女子高生を弄れて、どんなに愉しいことでしょう?
心身共に満ち足りることでしょう?
こういうの(チ力ンプレイとか)苦手です。
そういうの、好きなコにしてあげてください。
だから私は顔を真っ赤にして首を振るだけ。
まだ二つ目の駅にも到着していない。
今日はかなり早いペース。
でも構わず、彼らはイキたての女の子に猥褻行為を加え続ける。
私の頬に自分の頬を擦り寄せられたり、首筋にキスされたり、耳に息をかけられたり、ブラウスの中の手でバストトップをくすぐったり、おしりを撫でられたり、太ももを爪で掻かれたり…
対象のコンディションに関係なく、彼らは複数で弄り倒してみせる。
「…ッ!…」
スカートの中の手がショーツの中に進んだ。すでにぐっしょりとぬかるんだイキたてのそこで男性の指先が戯れた。
↓最初から読んでくださる方はコチラ
↓こちらの小説もよろしくお願いします
(全163話完結)
よかったら「スキ」「フォロー」をお願いします。
※17aoiのホーム画面でフォローボタン横のベルマークをONにすると新着投稿が通知されます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?