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まちを盛り上げるというのは手段であって、自分が何のために何をやりたいかを突き詰めないとキツイなーと思った話。

11月29日(日)に新潟駅にあるMOYORe:で開催されたトークイベントに参加してきました。色々と琴線に触れるキーワードをいただいたのでシェアしまする。

イベント概要

イベントの概要についてサクッとお伝えします。

まず「MOYORe:」は〜みんなの駅の交流拠点〜として新潟のキーパーソンと県外のめちゃオモロイ人を呼んで、いつも良い感じのイベントをやりまくってるスペースです。“モヨレ“じゃないよ“モヨリ”だよ。間違えると怒られるよ。

空間もめちゃオサレで、場を作っているリビタの人たちもめちゃいい感じの人たち。もっとみんな使いましょう(スキップできないタイプの広告)

さて、今回のイベントのゲストは沼垂テラス商店街の田村寛さんと出版社アタシ社代表ミネシンゴさん。

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参加した理由

ぼくが参加した理由は、田村さんとお知り合いになりたかったから!
そして情報発信やメディアに今とても興味を持っているから。

ドンピシャのタイミングでこのイベントを企画してくれたMOYORe:のヒラガ様に感謝です(拝)

なぜ田村さんと知り合いになりたかったかというと、ぼくが本町8BANリノベーションでエリアリノベーションの取り組みをしている中で、まちづくりに関するさまざまな本を読めば読むほど、新潟で地域の再生を成し遂げた沼垂テラス商店街が王道というか間違いないステップを踏んでいて、驚きとともに感銘を受けたからです。

そんなすごい人が地元にいるのに、知り合いじゃないなんて意味わかんないですよね。マジで相談役になってほしい。そんな思惑でした。

そして情報発信については、実はぼく個人の今一番の関心ごとです。
本業でも地域の活動でも自分のセルフブランディングでも情報発信がめちゃ大事だと痛感しているのと、ストレングスファインダーでコミュニケーションが1番にある僕にとって、シンプルに情報発信が好きなんだと思います。

noteをやってみたり、SNSをいろいろ試してみたり、今後は音声配信もやってみようかなと考えています。

さて、イベントの流れとしては、
1.参加者の自己紹介
2.田村さんのお話し
3.ミネさんのお話し
4.クロストーク
といった感じでした。

この中で個人的に「おおっ!」と思ったキーワードについてシェアしたいと思います。

もともと地域を盛り上げようとなんてしていない

こちらは、クロストークで出た言葉。
「地域を盛り上げるためのはじめの一歩は?」
というクエスチョンに対するアンサーだったと思います。

田村さんもミネさんも主語が「地域」ではなく「自分」だったのが印象的でした。
田村さん「自分の店が良くなるためには、周りもよくならなきゃと思ったから。」
ミネさん「かつてあった自分が好きな店が減った。減らないで欲しいと思ったから。」

結果、地域に好影響が起こっているけどあくまで自分のためにやった。という姿勢はマジでめちゃ大事だと共感しました。

というのも、僕も自分がやりたくてイベント企画したり、いろいろな活動していますが、何か面倒なことが起こったときに、モチベーションが自分スタートじゃないと粘り強くやる気になれないんですよね。

まちを盛り上げるためにやってるんじゃないですよね。突き詰めると。

僕なんか「何のためにやってんだっけこれ・・・。めんどくさ・・・。」と思うこともぶっちゃけたまにあります。
そんな時に地域のためとか、人のためじゃなく、自分のためっていうモチベーションがめっちゃ大事なんですね。

そもそもこのイベントテーマでもある「まちの盛り上げ方」という言葉自体にぼくもモヤっとしていたのですが、まちづくりとか、地域活性化とかまちを盛り上げるとかそういう言葉を使いたくない自分がいます。
その辺りのモヤモヤはいずれじっくり深掘ってみたいと思います。

技術職(手を動かしてくれる人)が足りなくて大変だった

これは「立ち上げで苦労したことは?」のアンサー。

これはわかりづらいですが、すげーあるあるだと思いました。
ミネさんの場合は、地域の情報がWEB上にないと、存在しないのと同じだ!と

というめっちゃ洗練されてるメディアを手弁当で立ち上げ、地域の人たちを取材し、記事にしたそうです。さすが本業編集長。

最初10人くらいで動いていたそうなのですが、HPの開設や記事を書くことについては結局頼める人がいなく、めちゃ大変だったとのこと。

自分の分身が欲しかった!とおっしゃってるのを聞いて、こだわりが強く人に頼めない僕はうんうんとすごく頷いてしまいました。

しかし、ミネさんも田村さんも意外な方法でこの問題を解決していました。

それは「クリエイティブな人が集まる場を作ること」

ミネさんの場合は、TEHAKUというシェアハウスを作り、ここに大学生やクリエイターが集まることで今は協力してくれる人ができたそうです。

田村さんも「灯台」というコワーキングスペースを作ったことで、いろいろと頼める人が自然と集まってきたとのこと。

どちらも意図はしていなかったとのこと。

僕はすごいヒントをもらった気がしました。

魅力的なコンテンツを作ったのちに人が集まり場が生まれ、そこにさらに人は集まる。と思っていましたが、まず場を作ってその人たちと一緒に魅力的なコンテンツを作るというアプローチもいいかも!と。

他にもいろいろと気づきがありましたが、長くなるのでこれくらいで!

おまけ

そういえばこのイベントはなぜかマグロの刺身と日本酒もついてきました。
さながらディナーショーのようなトークイベント。いや披露宴パーティか?

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マグロはミネさんの三浦半島から輸送されてきて、田村さんが捌いてくれたとのこと。
とても美味でありました。
企画してくれたリビタのヒラガさん、つい微笑んでしまうような素敵な仕掛けありがとうございました。
こういう場づくりも学びになるなぁ。

何が言いたかったというと、明日は沼垂の冬市があるのでみんな行きましょうということです。以上。


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