成田 航空科学博物館
Twitterで興味深い投稿を見掛けた。以前、成田空港の施設間の移動に用いられていた『シャトルシステム』なる電車のような乗り物が今も近隣の道の駅に遺されているというのだ。特別、飛行機や空港設備に詳しいという訳ではないがレトロフューチャーな乗り物好きとしては気になる存在だ。早速成田へと向かった。
せっかく成田まで足を運ぶなら…ということで航空科学博物館をメインに置き成田空港関連施設を巡ってみた。
航空科学博物館
千葉県山武郡にある日本最初の航空専門の博物館である。実物の飛行機の展示、フライトシュミレーターの体験、空港業務の解説など大人から子供まで楽しむことのできる施設である。
私は千葉県に住んでいるが最後に行ったのは10年以上前‥小学生低学年だったこともあり展示内容は忘却の彼方だった。
圧倒的な展示の数々
日本航空から協力があるようで展示品は実物のカットモデルが多く存在感はかなりのものである。
まず異彩を放っていたジェットエンジンのカットモデル。仕組みを解説するプレート、光を使った構造解説などあるものの素人は大きさに圧倒され内容が頭に入ってこない…
機内を再現したコーナーにはエコノミー、ビジネス、ファーストクラスの客席が再現されていた。
どこか懐かしく時代を感じる。
試しにビジネスクラスの肘掛けをガサゴソしてみると‥
なんとも古めかしい画面が(笑)
『水曜どうでしょう』で見たことがあるような??そんな時代でしょうか?
客席から繋がる操縦室はまるでホンモノのよう。あら、座席の上にサインが。なんだろうと思って見回すと映画『ハッピーフライト』の販促品、台本が。
懐かしいな〜。クリアファイル使っていたな〜。なんて思っていると‥
なるほど。
先ほどのサインは田辺誠一さんと時任三郎さんのものだったんですね。当然ながら綾瀬はるかさんのサインはありません。キャビンアテンダントは操縦室には現れませんので(笑)
まぁ、他にも時代を感じる展示品がいくつもありましたが少し割愛。どれもホンモノなのでトキメキます(笑)
ただご両親に連れられたお子様はかなり前半で飽きてしまったようで‥空港の展望デッキの方が沢山の飛行機が見られるので楽しいかもしれないですね。
コロナの影響で一部体験施設が閉鎖されていたのが残念。この御時世、仕方がないですね。
外にも飛行機の展示が。
乗り込めた記憶があったのですが入り口が閉鎖されていてのはコロナの影響でしょうか?
国産飛行機のYS-11のプロトタイプだそう。プロペラの旅客機の雰囲気が好きでいつか見たかったんですよね。感激です。
ついに本題へ
そして空の駅『風和里しばやま』へ移動。
道の駅『風和里しばやま』もあるのでご注意を。私は一度道の駅に行ってしまいました。
今回のメインディッシュ。
シャトルシステムです。
このシャトルシステム、電車の様に見えますが下から空気を排出し0.1mm浮かせ抵抗を無くしワイヤーで引っ張るという言わば平行移動するエレベーターだったらしい。
2013年まで運行していたということだが全く記憶にない‥1・2度乗っていると思うのですが‥
成田空港・羽田空港、今はレジャーで利用することもめっきり無くなり飛行機、空港の空気感が恋しくなる今日この頃。
空港で飛行機を眺めるのも良いですが博物館に行くと文化的な休日を過ごしているようで心に充実感がありますね。これは癖になりそうです。
では。
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