中学生の時にいじめられていた私が成人式に参加した話
私は中学生の時、いじめられていた。
だから会いたい人なんていなかったし思い出したくもないことを思い出すぐらいなら行くもんかと思った。けれど、やっぱり振袖を着て式典に参加したかった。
数少ない話せる程度の知り合いと再会した。
誰と来たの?と聞かれ1人で来た、と言ったら「強いね(笑)」と言われた。確かに1人で成人式に来ていた女子は私だけだった。
大学生になった今でも1人で過ごすことが多い私だが、成人式という場で1人でいるのはあまりにも精神的に苦痛だった。周りがみんな友達、友達となっている中での1人はあまりにも孤独だった。当たり前だが大学とはわけが違う。
いじめてきた人たちにも会った、というか見かけた。なんとなく周りを見たら明らかにこっちを見ていて目を合わせたらそらされる、というのを何人ものいじめてきた人とした。
彼女らの顔を見たらやっぱり嫌な記憶が蘇ってきた。
旧友と再会した周りの私以外のみんなはキラキラしていて楽しそうで、それなのに私は友達もいない、あの時は楽しかったなぁなんて思える思い出も無い。蘇るのは辛い記憶ばかり。
楽しそうに生きてるいじめの主犯たちを見て死ねと思った。