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2022/08/09 ブログ・アニメ・ブルアカ

ブログ

チミ~。

アニメ

ヴェルメイ6、ミュウミュウ6、ハナビちゃん5、シャイポ5、邪神ちゃん6。

ヴェルメイ、悪魔の心臓アニメだ。これによって時間差を意識させるのが技ありで良かった。アルトくんからキスされて少女みたいに赤面するヴェルメイさんの一連の流れ、めちゃくちゃ気持ちよかったな……。

邪神ちゃん帯広回。この好き勝手やってる感じ絶対筆安センセだろって思ったら村上さんの方でびっくりした……。ご当地紹介アニメやって一応成立しちゃうの、邪神ちゃんの自由さだよ。来週は帯広編らしいけど、帯広といえば俺がひなろじで旅行したところなので楽しみだな……。

ブルアカ

だいたいアニメの話を末尾に持ってくるけど、ネタバレの話するから今日は逆にするか……。

エデン条約編第4章……完!

まだまだ終わらないんじゃないか/良くないことになるんじゃないか、という不安もあったので、まずはひとまずハッピーエンドに収まったのが嬉しい。やっぱりブルアカはこうじゃないとな、という気持ちもある。脱落者でも出て、ブルアカの”平和な日常”が崩れちゃったら全部ヤバくなってしまうので、本当に崩す時はブルアカでも相当デカい話をやるときになるのではないか。

今回ちょっと難しいなと思ったのがミカがあまりにもプレイヤーの感情的にも無視できない存在なので、アリウスの話でありつつもミカに気を取られてしまうことがあまりにも多かったなという部分。アツコの無事よりもミカのことを気にしちゃったっていうか……。もちろんミカの話としての4章でもあるわけだけど、一読すると少々散らかっていた印象はなくもない。とはいえ、エデン条約編3章までで敵役だったアリウスが主人公ポジになり、このアリウスに対抗する、本当に全てを破壊してしまうのではと思わせる”問題児”のミカに暴れさせる、というのは今までの生徒間での抗争(の中で、全員の味方として動く先生)という構図を更に発展させるとしたら、これしかない一手ではなかったかと思う。ミカほど不安定で、取り返しがつかなくなるのではないか、と思わせる生徒はなかなかいなかった。

自分としては中編の段階で一度振り返ってみて、ミカってこういう人で、サオリとこうなんじゃないかみたいなことをつかもうとしていて、そしておおよそ自分の向き合い方は間違っていなかったのではないか、と思わせてくれるテキストで、かなり納得感があった。先程ミカが目立ちすぎたとは言ったが、しかしミカとサオリの似たもの同士の、エデン条約編で失敗してしまった人々が、再び抗おうとする話はたしかに3章の後の裏の物語としてやらねばならなかっただろう。
この記事を書いた時に、自分としてはとにかくミカは自責の念でこうなっているから、それをなんとか撤回せねばならんのだろう、と思っていた。しかし実際のところ、そのままでもサオリに手をかけることができなかった。この甘さにこそミカの善良さがあるわけだし、最後に道を踏み外さない、人としての思いやりがあったことを本当に嬉しく思う。そしてミカはサオリを似たものとして立ち止まるわけで、ここには自身をも諦めない、という姿勢も存在している。
ゲマトリアは役割しか見ないし、究極誰でも良い、とベアトリーチェはサオリを生贄にしようとするわけで。でも先生はあくまで生徒を個と見つめていて、ここに両者の対立がある。
結局のところ、役職だとか立場だとかを超えて、人と人とのつながりにしか楽園は存在しないよね、というのがエデン条約編なのではないか。「政治ごっこ」の結末が仲良しこよしというこのヌルさにこそ、自分は良さを感じている。ブルーアーカイブは子どもたちの物語なのだから、これでいいのだ。大人(先生)が気持ちよく皆を助けて、やったぜって話がやっぱ俺は見たいので、気持ちよくそういうのが描かれていたのは良かったかな。

なんか言いたいことをあと単発で書いていくか……。

・戦闘シーンや、スチルといった演出面に関しては今回もかなり良かったなと思い文句ない。ミカの美麗な一枚絵がよ……。ストーリーの戦闘シーンは作業になりがちというのがあるが、そこを演出の一貫として見せようとしてくれるのはやはり嬉しい。

・「先生が来ると物語が変わり、主人公が交代してしまう」というの、プレイヤーという目線の介在で物語が切り開かれていくような心地があり、非常に気持ちがいい。これはゲームの上で展開されている物語なのだ、ということを強く意識して、プレイヤーに当事者性を感じさせるのは相変わらずだが、素晴らしいと思う。

・最後便利屋でオチるのは好きすぎるな……。ブルアカのドンパチのギャグって、やっていることがシリアスな場面とそんなに変わらないのにはっきりとギャグになっているということが重要だと思っていて、つまりブルアカの世界を殺伐と見るか、日常と見るかなんですよね。だからマコトがアフロになったのもすごく好きなんだけど、サオリもようやくこれで日常に足を踏み入れることができたのかなと嬉しくなった。でもいきなり消えるのはどうかと思うぞサッちゃん…。アリウスの他の面々も早くギャグやろうな……。

・アルちゃんがこのままゲヘナとトリニティの架け橋になったらめちゃくちゃウケるな。ミカ-アリウス(サオリ)-アルちゃん、のラインが生まれる可能性があるわけだけど、一応反ゲヘナの先鋒だったミカとつながる可能性ができるのは地味にデカいのではないか。聴聞会どんな感じになるんだろうね。有耶無耶になったエデン条約もこれからどうにかなったりするんだろうか。次はゲヘナサイドの話も見てみたいね。

・コハルの使い方が上手すぎる。押収品管理担当というのを3章から続けてここまで活用できると思ってなかったよ。思い出の品が燃えた件、思い出の品のことをよく知らんのでなんのためなんだろうと思っていたんだけど取り戻してもらうためだったんだ、と膝を打った。ティーパーティに関しては今後掘り下げがあるだろうか。3人のことももっと知りたいよな。

・ふせったーより再掲:そういえば、ストーリーでは初めて出てきたバルバラって、元ネタ的に純潔の象徴の”塔”と結びつきが強い人で、2つの窓を持つ塔に幽閉されてたところ、3つめの窓を作って(三位一体要素)洗礼を受けたら異教徒の父に殺され殉教した人なんだけど、4章の前半でミカが塔に囚われたお姫様の話とかをしていたので、塔ってなんかあるのかなあって調べてて「ブルアカにもバルバラおるやん」ってなった名前なんだけど、なんか上手いこと言えるかなと考えていたら思いつかないまま後半で敵として出てきてやられていったね(塔要素はなんか読み返して貫くことを見つけられそうではある)

・え!?!? イチカは萌えすぎます!!!!!!

見た目が好みすぎるだろ……。


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