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日記 2021/12/26

年末

もう年末か~と毎日のように考えてしまう。わたしは後2日行って休み突入なんだけど、なんかアレだね、もうやる気とか出ねえな。いいだろ、新年からで。

今年の内にやれることをやっておきたい。アニメの単話選びとか。帰省もするが時勢的にあんまり遊び歩いたりもやらないだろうから、有効に活用しないとな。

あと原の高難易度挑戦してたけど飯バフで突破したりして、流石に自分の手持ちも育ったな……と思うなど。飯バフなしで突破してるのは、わかんね~と思ってしまうが(でも二日目の狼が思ったより弱かったから、こっちは詰めればいけたのかもしれん)

ブルーアーカイブ

今年のうちにやっておきたかったこと、ブルーアーカイブのメインストーリーを読むやつ。ボイスもないし適度な分量なので結構サクサク読めてありがたい。

残っていた2章のゲーム開発部から。いい話だった! このあたりから生徒たちの組織間での抗争というカラーがより強まっていると感じて、見知った顔が敵味方に分かれてあれこれやってるのを眺める先生(プレイヤー)という感じになる。プレイアブルキャラにあんまり憎まれ役をやらせられないし、そのあたりのバランスはうまくやってるな~と感心する。ゲーム開発部のみんながめっちゃブヒでよかった。

で、3章のエデン条約編。3部まであるブルアカでは長編で、なんとなく評判の良さも感じていたが実際に面白い。ゲヘナとトリニティという2つの学校と、更にその学校内での政治的な闘争がバチバチに存在しており、銀行という倒すべき敵がいたアビドス編とも、生徒会に敵対というよりは認めさせるのが目的のゲーム開発部編とも個々でカラーが異なる。

テーマとしては「嘘と真実」があり、読み進めていくうちに前の「嘘」が明らかになって「真実」が見えてくる……というミステリっぽい面白さがある。最初はくだらない、「お硬い正義実現委員会がパフェを食べている」だとか「何か任務がありそうな雰囲気だったが激励してるだけ」だとか、そういう軽いシーンで回収されていくのだが、次第に巨大な陰謀が見えてくる……というシナリオ。

ここでは人を信じることの難しさが説かれており「他人のことは究極一生理解できない、なぜならば理解できればそれは他人ではないから」というロジックが存在している。
ここで異質なのが「生徒は信じる」と徹底している先生なのだけれど、この立ち位置がなかなか面白い。正直先生はそこまで個のキャラクターとして立っているわけではないのだけれど、ここでの博愛主義は美少女が好きなプレイヤーの代弁者っぽさがある。プレイヤーの希望をそのまま言ってくれる人っていうかな、出てくるキャラの多くはプレイアブルなんだから世話になってたりして、だからそんなに悪くないよね、みたいなプレイヤーとしての立場に直結している。だからいい人すぎるぐらいでも概念としての「皆を愛する先生」としての立場があれば存在感があるし、そして作中でも中立の立場だから組織の垣根を超えて知り合いがいる(そしてそれが活路にもなっていく)っていう。これはここまで読んでみると、かなりうまくやってるな~と感じた。

こんな重火器だらけの世界観で「先生」を、「大人」をやることは空虚ではないのか、とも思う。実際初期のブルアカは「透き通るような世界観」と「灰と硝煙にまみれた世界観」とのギャップでひとウケするのがジャブとしてあると思っているのだけれど、ここまでくるとそれだけじゃないという気がしてくる。「灰と硝煙」が前提にあるからこそ、「楽しい学園生活」を振る舞うことに意味があるというか。戦場で兵士になっていく少女たちを、「普通の少女」に引き戻すための「先生」があるのではないか。今回のエピソードのアズサはまさに「学校」で戦いを叩き込まれたところからスタートして、それが補習授業部での活動を通じて、「普通の勉強」や「楽しい学園生活」を知っていく、という流れがあり、これがまた良い(ひなろじを少し思い出す設定だ)ちょっとブルアカのこと舐めてたかもな~と思わされたエピソード。

エピソードはまだ完結しておらず、最終章らしい3部の前半が最新の部分。かなりとんでもない状況になっていて(ヒナたむ……)後半更にまた一波乱ありそうな雰囲気になっているが、結末がどうなるのか、素直に楽しみにしている。

今日のアニメ

テスラノート13。アニメもすっかり終わってしまい、寂しさがある。

テスラノート、変なアニメ(主に変なギャグが頻繁に挟まる)だったが盛り上がるところはきっちり盛り上げて楽しかった! 最終回ちょっと絵きつそうだったな。やっぱりいきいきとしたキャラクターを描くのが上手くて、その加点が大きい。いいチームじゃんっていう。あとミッキーのキャラの濃さがマジですごかった、最高のCIAキャラだよ。

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