2021/10/17（読）

8時ぐらいに寝たが、昼過ぎぐらいに起きていいぐあいに調整できたので良し。市役所に行ったのだが、書類を忘れたので買い物だけして帰る……。来週の自分に期待。

今日も漫画を読む。総合タワーリシチ完全版全2巻。わちゃわちゃしたコメディ色強めの百合コミック。正直なことを言うとわたくしがそこそこ多い人物をしっかり把握する才能に乏しく、そういうことをしっかりを理解する前に読み終わってしまったな……という印象があり申し訳なさがある。じっくり読むタイプの漫画だったかもしれない。形が違う3組の凸凹百合が楽しめて良い。1巻追加漫画が2巻後の時系列の話で、それなりに重大と思われる変化後だったので結構びっくりした。

スピリットサークル全6巻。めちゃくちゃ自分の今の気持ちと合致しており、良かった。輪は輪廻転生で、その業と赦しを描く。
呪いを解くまでのお話だと思うんだけど、最終的に到達した縁や絆というものは呪いと表裏一体で、楽観的にポジティブに捉えればいいじゃんという簡単なものではなく、そこにたどり着くまでの過酷な旅路だったのだろうと感じさせる。言ってしまえば元の世界で重大な変化って何も起こっていなくて、出産が成功したことだって、結局今を起点にして、知らなかったのならば何も変わらないのと同じ。結局ほんのちょっと視点を変えてみるだけの話なんだけど、それのなんと難しいことか。時を超え、数々の人生を経験するという壮大な物語を経て、ようやく出来るぐらいに重大なことなのだと思う。
ギミックとしても舞台がコロコロと変わるのは退屈させない仕掛けになっており、自らの魂の秘密を探るストーリーも非常に惹かれるものがあった。惑星のさみだれもめっちゃよかったけど、好みというかメチャクチャ今の自分の気持ちに合うのはスピリットサークルかもと思った。水上先生の作品は世界の良し悪しを同時に捉えつつも、そこで生きていくしかない、幸福を見つけていくしかないんだという生への力強さがあって、いいなと思った。ラブコメ、生（せい）なんすよね。

俺はアニメは萌えが一番といっていてこれはキャラクターの魅力があればなんでも面白くなるだろという意に近かったんだけど、むしろこれは生が一番という意味だったのかもしれん（？？）萌えは生だろ

— 光茶藻中 (@Matcha1919) October 17, 2021

今日考えたことです。生っていうか生の喜びかな。喜びを感じたくてアニメ見てるんす。
おもしろ漫画を読みすぎてちょっと自分のバランス崩れてきたかもしれん。悪いことでもないが。

今日見たアニメは進化の実2、ラ！ス！！12、さんかく3、テスラ3、ムテキング3、ムショテン3、見える子3、しょうたいむ3、ライカ3。

進化の実、一気にバランスを引き戻してくれるアニメだ。こういうアニメが放送されてるの、冗談抜きで豊かさだと思うよ、だってこういうアニメの味ってこういうところでしか味わえないもんな。

ス！！、もう最終回なの信じられん。全体の構成だとかス！！の指す「みんんな」をふわっと捉えたまま最終回まで見ちゃったなという感触はあるが、最後にかのんの物語として「勝ちたい」というスタートラインに至るまでのものだったんだな、と感じられたのはとても好み。可可ちゃんをはじめ皆それなりに「生き残るには勝てる力が必要」ということを理解していたり実戦していたりそれで苦しんだりしていたんだと思うけど、かのんちゃんには最後までなかなかそれがなかったんだよね。でも勝つ理由がなくても本気でやって、みんなの期待を受けて負けるともちろん悔しくて、勝ちたいと思う。この流れは本当にそうだと思ったし、そのための12話だったんじゃん、と思った。
直帰のニジガク意識よりも初代意識を色濃く感じたし、そういう意味ではニジガクとは別の形でラブライブという巨大コンテンツの新シリーズとして戦う作品だったんじゃないかなと感じている。リエラの作中での扱われ方が、「圧倒的ではなく、しかし全くのゼロからのスタートでもない」というの、現実の立ち位置とリンクしていそうで自覚的でいいなと思った。故に2位というのもかなり納得感がある。ところでこれはだいぶ良し悪しだと思うんだけど、アイドルアニメに限って現実と物語の一致をある程度探してしまう癖があるかもしれない。というか初代ラブライブの2期ってそこが崩れて、挑戦者のμ’ｓが扱いが王者になっちゃったのがちょっとちぐはぐに感じてるところあったんだよね、だから特に意識しちゃったのかも。そろそろちゃんとサ！も見ないとな……と思う。

明日出社だし寝ないとな……と思いつつ、30分の空きぐらいだとつい最後までまたアニメ見てしまった。即寝るぞ！