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2023/06/23 雑記・アニメ

雑記

在宅最高!!!!! なんだかんだで一週間移動が多かった疲労を感じる……。明日はまた移動だけどね~。夜からで夕方から用事みたいな感じだから、どういうスケジュールで動こうか考え中……。

ようやくメンテ明けたブルアカをやったりしてた。RABBIT小隊のイベスト好きだな~カルバノグ編から続いて、社会における役割の話を寂れた漁村のキヴォトス内における立場なんかもやりつつ、SRTとしての正義を示す役割を果たして締めってのがいい。ホラーっぽいとこからスタートして無知で回していくのも、丁度いい軽さとテーマがあってよかったな。最後公園のテントが住所として成立していることに、現状のRABBIT小隊がきっちり社会の仕組みから承認されていることがさらりと表現されていて、クールだと思った。

アニメ

カワイスギ12、マッシュル11、BW25、マジデス12、江戸前12。

カワイスギ、最終回。地球>宇宙の図式って別に好きではないというか、これって例えば日本文化>他国文化みたいな話だよね? という引っかかりはあるんだけれども、そのあたりのエグみをあまり感じさせずにコメディとして上手く転がしていて、最後まで意外なほど楽しめたアニメで良かったな。狂ったらワープさせられるのはバラエティ装置すぎて笑ってしまう。最後に大量のペットの写真で締めたのも良かった。これって優れているが主題じゃなくて、好きなものを好きと叫ぶだけのシンプルな構造だから嫌味があまりない、っていう良さなんだよね(え? カワイスギでその話する? わかってるって! ちゃんとあっちのアニメの話もそのうちやるって!)

BW最終回。いやー流石に強いアニメだったな。正直必殺技が完成したあたりからはゴルフの勝敗自体は勝ち確みたいな感じで、イヴと葵だけの話になったため勝負としてのゴルフの緊張感だとか、そういう面白さはちょっと後退したなという感もあるのだけれど、二人がどう羽ばたくかという観点で重要なのは勝負ではなくどうドラマを乗り越えるのか、ということというのにも納得感はある。クラブを取り替えて必殺技を合体してみせるのは良かったし、最後二人の勝敗をぼかすのももちろんこのオチだよな、という納得感がある(どっちが勝つかではなく、しがらみを超えたゴルフを楽しむということの飛翔だよね)Vinus Lineで締め、良い。

マジデス最終回。いや~なんだったんだろうねこのアニメ。なんだったんだろうと考えると、結局「好きなものを好きなだけ好きを言おう!」以外なかったんだと思う。「好きなものを好きなだけ」最終回タイトルそのまんまだね。このアニメって例えば嫌いなものを嫌いって言うやつはどうなん? みたいなところに踏み込んでいなくて、結局オタク(≒好きなものに熱意がある)の敵って熱意を無くしてしまって、つまんなくなって虚無った元オタク / 偽物オタクみたいなところあって、だからもう「好きなものを好きなだけ好きと言おう」以外に言ってることマジでないんだよな。だからマジデスの問題点(と敢えて言ってしまうが)って、このシンプルすぎるメッセージを強くするためのアニメの純粋な楽しさに欠けていたことであり、そしてお話を展開していく上ではこの発展のしなさで12話ワンクールやれる濃さは全くなかったよね、という話なんだと思う。だから皮肉とかじゃなくて、15分ぐらいのMVでぐわっと絵のパワーも凝縮してさ、余白で視聴者としてのオタクが自分の体験を代入できるような、そういう短い作品にすべきアニメだったんだと思いますよ。

江戸前エルフ最終回。言うことないね。最終回通常OPEDの意図の良さな。重々しい祭事のシーンもかなりよくて、小糸の離れようとする矢をエルダが危険を冒してでも受け取りにいくのなんて感涙モンだったけれど、そういうドラマティックなAから続いたBではほんとうにしょうもないのが素晴らしい。日常への回帰だ。通常のOPEDも日常としての象徴なんですよね。祭事をあれだけきっちりやっておきながら、おみくじを何度も引き直しちゃう、なんて、緩くて情けない日常に寄り添っているまた別の信仰の形。これはハレの日 / ケの日と捉える解釈はなるほどという感じで、膝を打った。今季トップアニメーションと言っても過言ではない作品だったと思う。

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