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2024/09/14 ぼざろ舞台

ぼざろ舞台

チケット余っちゃって行きませんか、とお誘い頂いたので行ってみた。びっくりするぐらい楽しくてよかった~! いい評判聞いてたからちょっと気にはなってたんだけど、見られてよかったです。
ガッツリ2.5次元的なものってあんまり見たことなかったし、そもそも舞台もそうだから、小道具大道具によって見立てが発生するというのが新鮮に面白い。アニメの省力でそう見せる工夫と通じる面白さがあって、こういうのって関心がある。
ぼっちちゃんだからいっぱい出しても別にいいだろ、そうなんだけど実際やられると笑ってしまう。見立ては破壊でもあって、普通に考えればできないことをやってしまうので、現実の形が歪む、みたいな面白さがあるのかもしれない。

この舞台って観客席とかを通って演者が出てきたりするので、観客席が時々舞台に巻き込まれることがあるんだけど。展開の中にライブシーンがあるのでその時には観客席とシナリオ上の観客が一致するのが面白く、その上でライブシーンが見られるっていうのが多分一番のウリで、そして面白かった。
SICK HACKの曲ガッツリフルでやるのも良かったし、やっぱ文化祭のライブでトラブル込みでやるのをモノローグとかなしでサラッと通しでやってるのが面白い。「星座になれたら」ってやっぱムチャクチャいい曲だから、あ~いい曲だなぁって聞いてたからあんまり注視してなかった(普通に喜多ちゃんとか見てた)んだけど、そういえば、とふと見たら気がつくとぼっちちゃんの弦が切れていて、そこからボトルネック奏法きて、お~~~って感じだった。ぼっちちゃん注視してたらまた違う体験になるのだろうと思う。
あり方としてどっちが正しいかという話ではないんだけど、やっぱり声優さんをボーカルだけ用意して周囲が演じるわけではない演奏陣だと、特に実際見た時とかに「結束バンド」とは感じられないよな、とは思っていて。曲としてはある意味「正しい」姿であったりはするわけだけどね。なので体験させる場として、割り切って全然違うメンバー集めて舞台としてやっちゃうっていうの、結構クレバーな形だよなぁと感心している。全部のコンテンツがこれやれたら苦労しないだろ! って感もあるけど。演奏もできて舞台やれる人って大変だろうし。このあたりは結構難しい話ですよね。

演出とか歌とか込みでアニメのその先にあるのが舞台なんだろうなって感じで、原作から考えると三次的な内容なのだろうと思った。だから演者さんの演技もアニメの声優さんの構築したもの(他にも、もちろんアニメーションとしての演技もそうだろうが)を受け継いでるんだろうなという感じもあって、ここにバトンが受け継がれている感があった。舞台は見立てるものなのだと思うのだけれど、マジでガッツリ3次元でやるのって馴染めるのかな~とか思ってたものが、気が付いたらそう見立てていたし全然自然と受け取れちゃうから凄いことだ。2.5次元初心者みたいな感想だね(実際そうなのだけれど)演者さん皆良かったけどやっぱりぼっち役の守乃さんの「下ろしてきてる」感が凄まじい。変な絡み方しにいったり、お辞儀する時にヘロヘロの姿勢だったり、かと思えば土下座は超早かったりで凄まじかった。見立てさせようとすることが極まっている……。

あとアニメ後半の内容はぼ喜多がアツいので、これになりました。ランダムブロマイドでぼ喜多引くか~と思ったら売り切れで涙。

プリキュア映画も見られていい日でした。まだ1クール分ぐらいしか見てないのにちゃっかり映画見ててすまん。ちゃんと追いつきます。

終電逃して頑張って帰ってきたので視聴アニメはなし。家が遠いと終電逃すこと余裕であるのでだんだん終電逃しにも慣れてきた(致命的なやつだとどうしようもないが!)

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