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2023/04/19 アニメ

アニメ

推しの子2、U149 2、爆焔3、カミカツ3。

アイドルのスイヨルになってきてるな……。アンチ・アイドルとして一貫している推しの子と、わりと王道側のアイドルアニメのU149という感じで対比がある。推しの子はアイドル論が主軸でないのはわかりつつも、メタの前提にこの作品の描くアイドル周りの描写がやや薄く感じてしまうところが気になると言えば気になる。拾った要素への真摯さって自分は結構大切だと思っているんだけど、まだそういうところがあまり見いだせていないかもしれない。「ウソも愛」という1話の話もあったので、今後この作品なりの嘘についてはもっと掘り下げられていくのだろう、と期待もしている。アンチ・アイドルとしてはやはり一貫性があると思う。
U149はみりあちゃんの掘り下げとしては良かったのだが、「子どもも一人前のアイドル」を描く上で大人(Pと、しゅがは)がイマイチうまくいってないのは、あまり上手くなかったかなという印象だ。大人の想像を超えてくる子どもの奔放さ、ではあるのだろうけれど、ちょっとむずかしい回だったな。したたかなみりあちゃんはデレアニから続くみりあちゃん像でもある(お姉ちゃんになった話題も出てくる)

ところで、近年のオタクの姿を描く芸能アイドルモノだと、やっぱり神クズ☆アイドルのことを思い出してしまう。大げさに描きつつも、アイドルに熱を上げるオタクたちの造形には不思議なリアリティを感じた。ここでやる気がないアイドルでも一挙一動に沸いてしまうオタクたちをコミカルでありつつも同時にシニカルに描いているのだが、しかしその上でアイドル活動やファンとの関係によって、成り立っている幸福な関係性みたいなものを見事に表現していた。一歩引く冷静さと、それでも、という組み立てにはやっぱり説得力があるのだよな、と思う。

自分はREALのアイドルに大して関心がないのだけれど、アイドルアニメだとなんだかあれこれ言いたくなるのは結構不思議だ……。

カミカツがすごすぎた。どんどんアニメから逸脱してきてないか? こういう作品も一つのアニメというのがテレビアニメシーンの自由さでもあるが。爆焔のED見たら気持ちよく眠れそうだな~ぐらいのテンションにいつもなってるのに、30分後には気が狂っている。

防振りは流石に遅すぎる(3時半開始)ので、今日はここまで……。

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