カエルを飼う準備 ~カエル日記#2~
前回のエピソードはこちら…↑↑
カエルを飼う、と決意してお迎えするのに残された時間はわずか24時間。まずはとにかく、おうちを用意してあげなくては、と思った。
居心地のよい空間を作ってあげたい。
犬は飼ったことがあるから、犬のケージの作り方は何となくわかるけど…トイレは必要?水飲み場は必要?ベッドは必要?
それとも、金魚を飼うように水槽に水と酸素ポンプを入れればいいの?
他に飼ったことがある動物は…と過去の記憶を頼ろうと思ったが、カエルを飼うにあたって役に立ちそうな経験がないことに気が付いた。
そして、ネット検索で分かったこと。
その1
湿度の保たれた状態が一番大事ということ。
一番簡単なのは、昆虫ケースにペーパータオルを濡らして敷けばよい、とのこと。
その2
緑を入れるとカエルのテンションが上がるらしい。
その3
カエルが浸れるような水場を作ること。
24時間以内に揃えたいので、今回はAmazonさんには頼らずに、近所のペットショップへ。
中くらいの大きさの昆虫飼育ケース、水場用の容器、水草を購入した。
そして出来上がったカエルさんのおうちがこちら
本当に簡素だけど、ひとまず明日のお迎えの準備が完了した。
友人によると、カエルの種類はニホンアマガエルだろう、とのこと。鼻から目頭そして目尻にかけて、模様のような線が入っていることが特徴と教えてくれた。
名前はどうしようか。
ニホンアマガエルだから、ニホコ?アマコ?
そもそもオスか?メスか?
そんなことを考えながら、お迎えの朝が来た。
友人が連れてきたカエルさんがこちら。
なんと華奢でかわいいカエルさん!
私の方を全然見てくれないのは、人見知りだから?私が巨人だから避けている?それとも興味がないの?
冷静に考えればそのすべてが答えであろう。
昨日まで草むらにいた環境とは打って変わって小さなケースに入れられて、カエルにしてみれば巨人である人間に運ばれてきたのだ。なるべくかかわりたくないのが本心であろう。
これからどうぞよろしくね。つくしさん。
名前は「つくし」に決めた。
理由は、カエルについてネットを検索していた時にたまたま目にした写真が印象的だったから。それは、春を象徴する植物つくしにしがみつくカエル、というなんとも平和で穏やかな写真でした。
続きはこちら…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?