食わず嫌いはダメね
ついさっき見かけた記事に、とんねるず貴明が南キャン山ちゃんをサブに従えた「2億4千万年のものまねメドレー」特番が近いうちに放送されるって書いてあった。貴明の好きなものまねタレントさんだけ出場ってことで、ファンにも嬉しい選抜メンバー。久しぶりにミラクルひかるが観られるのも嬉しい。
とんねるずといえば「食わず嫌い」。食わず嫌いといえば『そうそう!』って思い出したのが、つい最近やっと観終わったネットフリックスの「サンクチュアリ」。どこが食わず嫌いだったかというと、第一話の最初のほうのあのおトイレのシーン。もうね、あれだけなのよ観るのやめた理由。
一年越しに観終えたサンクチュアリは、もちろんほんとに素晴らしかった。なんなら2回立て続けに観た。最初はひとりで。次は夫と並んで英語のサブタイトル付き。ときどき一時停止しながら、難しいところとか解説しちゃったりして。でもそれだからか、細部まで見つめることができて、より感動を味わえた気がするの。
うちの夫はお相撲がとっても好きで、いま何場所が行われてるかのスケジュールが、日本を離れた今でもずっと頭に入ってる。気づくといまだに、NFLやユーロサッカーの合間を縫うように、ユーチューブで英語版お相撲を観てる。
変な話、あの大ヒットしたVIANTも地面師たちも、なんとなく脱落してた夫が、このサンクチュアリだけは、どんなことがあっても観続けようとしてて驚いた、というか笑った。「さ、続きみる?」って夕飯の後に一緒んなってTVの画面の前に座るなんて、いったい何年振りだっただろう。このお相撲ドラマの面白さをひとつも取りこぼさず観るには、私のところどころの一口情報とか歴史の説明がどうしても必要だったからね。
サンクチュアリはやっぱり、男脳に凄まじく訴えかけるドラマだった気がするんだけど、とにかく役者がほんとによかった。全ての役者がよかった中で、とりわけ魅了されたのは、呼び出し役の染谷将太。あんな天才いるんだなーって改めて思った。こんなに気持ちを持ってかれる演技、いや演技に見えない演技?を観られたことが、サンクチュアリからスピンオフ的に得られたものだった気がするわ。
だからほんとに、食わず嫌いをどうにか克服できて、いい作品をまたひとつ堪能できてよかったな、、、っていうのが今日の感想でした。