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蔵出し③:デンマークの食生活に慣れて気付く、日本との違い

渡航時に書いた日記です。
1月ごろかな?
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ファームを手伝いつつ、デンマークの一般家庭に滞在しています。

日本を出てから、かれこれ半年経ちました。日本の味がどれだけ恋しくなるかと思っていたけれど、そうでもなく。思ったより日本食はポピュラーで、寿司はどこでも食べられます。自分で作れるものも多いです。

これまでデンマークで作ったものは、
きんぴらごぼう(ごぼうはなくてじゃがいもに変更)
ほうれん草の胡麻和え
味噌汁
コロッケ
押し寿司、ちらし寿司、サラダ巻き
カツカレー
簡易炊き込みご飯
唐揚げ
おしるこ

でもどうしても手に入らないものもあります。昨日は日本を紹介する番組で、京都の錦市場の漬物屋が出て来て、悶えました。それですよ、今食べたいものは。

冬だからというのもあるけれど、圧倒的に葉物が足りません。スーパーによくあるのはキャベツ、レタス、セロリ、、それぐらいかな?人参、じゃがいも、ビーツ、セロリの根、玉ねぎなどの根菜類は手に入りやすいです。ほうれん草は冷凍。

一方、スーパーに多いものは牛乳の種類。脂肪分によってパックの色が違います。1.5%〜38%まで。バターミルクというちょっと酸っぱいものもあります。

それから、ほかの乳製品も豊富です。家ではチーズがかならず何種類か常備しています。ブリー、ブルー、エメンタール、チェダーあたり。バターも、オープンサンド用のよく伸びるものなどがあります。

Tofuは知られているし、ビーガン料理でよく出てくるけれど、木綿をもっと固くしたようなものです。そして値段が高い。瓶詰めになって、ほんの半丁くらいで売ってるのには驚きました。

絹ごしはさすがに手に入りません。作ることもできるけど、そもそも無調整豆乳が手に入りづらいです。にがりはあるのかな?
鮮魚コーナーも、肉コーナーが100としたら10-20くらい。かなり小さいです。サーモンか瓶詰めのニシン。ときどきトラクターに乗せた魚屋を見かけますが、それでも5種類くらいでした。

魚、豆腐の種類が少ないと、メインになるものも限られてくるのか、次第、肉の消費量が多くなるようです。豚が圧倒的に多いです。クリスマスやイースターにたべるメイン料理も豚です。(写真も豚をよく焼いたもの。あとじゃがいものパセリクリームソース。定番料理)。ときどき鳥、牛。

デンマークの食生活に慣れて気付く、日本との違い。日本の鮮魚コーナー、豆腐製品、漬物コーナーが広いなんて思ってもみませんでした。もやしや豆苗、味噌、醤油、豆腐など、気づいたらあれもこれも豆製品!!

せんべいが食べたいなぁとか、サッポロ一番が食べたいなぁとか、いろいろ通り越したら、今1番恋しいのは豆腐をはじめとした豆製品と野菜でした。

帰ったら食べたいもの。
炊きたてのご飯に、干物と味噌汁と漬物。大根がいいなあ。。。鰹節のおにぎりとかも…

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