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そして、おでんになる。〜干葉湯(ひばゆ)で溶け合うオトコとオンナ〜と無料画像の罠、追記エピソード

滑らかな白肌、
引き締まったたくましい太さ。
そこからふさふさと旺盛に生い茂るそれ。

「わー、何これ何これ!」
それを見とめるなり、早口でまくし立てると、
彼にしては珍しく、すごい速さで服を脱ぎ捨て(もちろん裏表、ズボン丸まったまま)
興奮した様子でドアを開けて叫ぶ。

「入れたの」

「これを?」

「入浴剤だよ」

「は、白菜じゃぁーん!」


・・・・・・・・、

大根です。



今週は晴れが多かった神奈川県、湘南。

先週の日曜日に採った大根の葉、
今回は食べるのではなく、

干した。

なぜなら、

干すと入浴剤になるそうなのです!!!


というわけで早速作り方です。

※よく晴れそうな週で行ってください🥰

①よく洗う

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無農薬なので虫がお住まいです。
葉っぱにくっついていたナメ君(本物、もりおゆうさんのではない)
カタツムリ君
アブラムシ君

その他、みんな洗いながらつまみます。ポイっまたね〜👋

②刻む(5〜10センチ、性格上アバウトです)

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 ③風通しのいいところで広げて干す

1日目

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2日目

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3日目

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4日目

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からっからになって、
風に吹かれていくつか飛んで行きました🍀
乾けば乾くほど、
匂いも濃縮されて濃くなっていきます。

で、5日目の夜、
入浴剤試作!!!ここから入浴剤の手順をご紹介。

①適当な小鍋に
 水を適当に入れ、
 軽くすすいだ干葉(ひば)を一つかみ入れ、火にかけます。

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②ぐつぐつ沸いたら
 しばらく煮出します。5分くらい。

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 うあ〜いいおダシが出てきましたよ〜〜〜

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湯気の上ですぅはぁ。うんうん、いい香り。

③濾しながら湯船に投入。

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さて、入ってみましょう。

黄金色の干葉汁、
うっすらと黄色っぽいお湯になりました。

乾物の香り。芳醇。

ザルを通り抜けたかたばみの種が漂う中、
ゆったりと自然の香りを体いっぱいに吸い込みます。


、、、、

わたし今、、、

おでんになった、、、、。


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黄金色の湯船で、体を泳がすたびに
よぉ〜く味の染みた大根になっていく。
こんにゃくでは、ないな。



その後入ってきた子ども、

「臭い!」

と嫌がるかと思ったのに、意外や意外、

「白菜じゃーーーん!
 あぁこれ干してたやつーーーー!?」

やたらとテンション高く、気に入った様子。

脱衣所に出したままの干し葉を取ってきて湯船に投げ入れて遊ぶ。


「やめて、1枚だけにして!!」


しばらく大根の葉っぱを湯の中でもて遊び、ますます気に入った様子。

手にすくったお湯を口に運んですする真似(いや、飲んでたな)とするほどでした。


体が温まり、ぼうっとしてくる。


まだ小さい坊や、
お母さんの体が気になる。

「わぁ、おかあさんおいしそう。食べていい?」


だめ。


「え〜〜なんでヨォ〜。。」


なぜかオネエことばで、たぐり寄ってくる。

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いいお湯は、性をまたいでくる。

とろけるお湯と、
とろける性。

お湯の中で溶け合ってく。


そう考えると、
昔(江戸時代とか?風呂絵を思い浮かべてください)

の温泉は混浴ばかりだったということに対して、
げえ、やらし、
ていうかオッサンと入るのやだよぉ

と思っていたけど、

いいお湯はいやらしさを超えて
ただただ溶け合うだけなのかもしれない。

性教育的なジレンマが残る湯船を見つめながら、
呆けた頭で思ってみました。

ぽかん。


追記、、、

恐ろしいことに、

無料画像サイト

https://o-dan.net/ja/

から貼り付けた最初の写真、

脚が真っ黒になっていた❗️そしてもう復活できない。


こえーーー🥶🥶🥶
誰のイタズラか、恐怖です。🦵








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